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「いぃDay !」山岳会日本支部
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第291回 いいDay!山岳会日本支部登山のご報告 行先:浅間山前衛 黒斑山(2404m) コースタイム 3/24(土) JR東京駅 長野新幹線あさま〔7:40発〕〜JR佐久平駅〔9:58着〕〜ジャンボタクシー[9:05]〜 高峰温泉[9:48着/10:35]〜登山口[10:40]〜トーミーの頭〔12:05/昼食12:53〕〜黒斑山〔13:10/13:34〕〜 トーミーの頭〔13:45/13:50〕〜分岐〔13:55〕〜表・中コース分岐〔13:45〕〜車坂山〔15:00〕〜登山口〔15:12〕〜 高峰温泉ホテル[15:18/宿泊] 3/25(日) 高峰温泉〔バス10:02〕〜JR小諸駅[10:40〕〜懐古園散策〜丁子庵(そば)〜信濃鉄道 小諸駅[12:52発]〜軽井沢駅・JR長野新幹線あさま〜大宮駅〜東京駅 参加者:隊長、このちゃん、あひるちゃん、ウッデイさん、なおちゃん、のんちゃん、ひろこさん、くまちゃん 「雪はあるのかなあ…」 楽しみにしていたスノーシューデビューなのに、このところの暖気で雪が心配になってくる。2000m級の山は大丈夫という副隊長の言葉を頼みの綱にして、長野新幹線あさまに乗り込む。 9:58に佐久平駅に着く。あらっ、雪は全くない…。 予約してあったジャンボタクシーに乗り、いざ2000mの高峰温泉へ出発。道路脇に除雪された雪がわずかに残っている程度で、道路は乾いている状態。ドライバーにとっては最高だろうが、我々はお先真っ暗な気分。 9:48に高峰温泉ホテルに到着。東京からわずか、2時間たらずでここまで来られるとは、やっぱり新幹線は速い。 でも、雪は…。除雪の雪山がはじにあるだけだ。本当にスノーシューは体験できるのか、ますます不安になる。とりあえず、スノーシュー持参の隊長以外はホテルからレンタルする。スノーシュー片手に登山口まで来ると、おおっ、雪があるではないか!ざらめ状態の雪ではあるが、まあ、よしとしよう。みんな嬉々としてスノーシューを装着する。 10:40このちゃん先頭にいざ、出発!行きは展望のよい表コースから登り、下りは中コースにすることにした。登山道は踏み固められていて、ツボ足でも十分なくらいで他の登山者はスノーシューをつけている人は誰もいない。でも、スノーシューデビューできたうれしさに、るんるん気分。時折、踏み跡からはずれて雪原のつもりでスノーシューの感覚を楽しむ。所々に、深く落ち込んだ足跡の穴が開いており、やっぱりスノーシューはいいねーと、我々は余裕たっぷり。11:00車坂山に着く。しかし、下りはそうは甘くなかった。急な上、踏み固められているため、すべりやすく恐る恐るへっぴり腰で下りる。スノーシューが邪魔で歩きにくく、やけに重く感じる。 広い雪原のようなところに出て、ほっとしたせいか、前を歩いていた女性の登山者につられてしまったのか、本来ならば右の小さな尾根に乗らなくてはいけないところを直進してしまい、知らぬ間に中コースを登っていた。やけに登りがきつく、スノーシューの楽しさもどこかに飛んでしまい、あえぎあえぎ樹林の中を登っていくと、やっと表コースとの分岐にぶつかった。右手に牙山(きっぱやま)。その左側に浅間山の裾野が見え出してきた。トーミーの頭はもうすぐそこだ。 12:05トーミーの頭に到着。浅間山が目の前にどーんとそびえ立つ。雪がだいぶ融けてしまったため、かなり黒々とはしているが、それだけに雪の白さが目立つ。風が強くかなり寒いが、頂上はもっと風が強いかもしれぬと、ここで昼食を採る。手がかじかみそう。早々に昼食を済ませ、黒斑山を目指す。この先は、岩が露出しておりスノーシューでは歩きにくそうなので、スノーシューを外して置いておくことにし、アイゼンに履き替えた。 12:53トーミーの頭を出発。驚くことにアイゼン装着の足がなんと軽くて歩きやすいことか…。今まで感じていたアイゼンの重さが嘘のようである。13:10黒斑山到着。前方は開け、浅間山がど迫力で目の前にせまってくる。その左には、蛇骨岳、仙人岳、鋸岳のという輪山が連なる。浅間山の噴火で片側がえぐり取られたため、浅間山側が切り立ったがけになっており、ちょっとしたアルペン的な山容である。滑落したら、大変。昭文社の地図には滑落注意が並んでいる。右手後方には、妙義山。左手奥には四阿山。そのはるか彼方にはよく分からないが、草津白根山か…。黒斑山頂上の反対側は樹林帯のため、風もなくほっとする。ここで、しばし記念写真を撮りまくる。この先に展望のよいところがあるというので、進んではみたが、登り返しがきつそうなので引き返し、13:45トーミーの頭まで戻る。もう、スノーシューはつける気もないので、リュックにくくりつけ、アイゼンのままで表コースを下っていく。 この後は、行きそこなった表コースを下りることになった。このコースは、後ろ側に浅間山、前方奥に四阿山、さらに左側には八ヶ岳とすばらしい展望を存分に楽しむことができた。アイゼンがきいているためすいすいと下り続け、15:12には登山口に着くことができた。アイゼンの威力を再確認した次第である。やっぱり、スノーシューは新雪向きなのかなあ…。 ホテルに戻り、2000mの温泉、リッチなディナー、部屋でのくつろいた飲み会、翌日の雲海に浮かぶ八ヶ岳の眺めなど、ホテルでのひとときを満喫することができた。このちゃんが描いた副隊長への絵手紙も臨場感たっぷり…。 翌日は10:02バスに乗り、小諸駅まで行き、そこで一足先に東京へ戻るこのちゃんとお。れして、懐古園を観光し、丁子庵にてそばに舌鼓をうった。 12:52小諸発の軽井沢行きの信濃鉄道に乗り、そして軽井沢からながの新幹線で帰途へついた。 二日目も、もう一山登れたかもしれないが、たまにはこんなゆったりとしたリッチな山行もよいものだ。せっかく企画してくださった副隊長、ご一緒できなくて本当に残念でした。 今度はゴールデンウィークにみんなで行きましょう! |
〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜
【1】さすが新幹線!東京駅から2時間足らずで高峰高原に到着。 |
【2】準備万端。いざ出発!スノーシューも無料レンタルしました。 |
【3】雪がもうないかと・・・、スノーシューを体験するくらいはありました。 |
【4】スノーシュー、意外に重くて歩くの疲れます。 |
【5】雪の道、歩くのは楽しいよ! |
【6】はい、余裕の笑顔。 |
【7】スノーシューで急な斜面を下りるのは、怖いよ〜。 |
【8】わ〜〜い!こういう平坦な道なら快適! |
【9】浅間山登場。雄大で貫禄あるね。雪がないのが残念。 |
【10】目指す黒斑山。山頂まであと一登り。 |
【11】トーミの頭にて。 |
【12】黒斑山頂到着。ウッディーさん、後ろ気を付けて! |
【13】浅間山が目の前だ。でっかいの一言。 |
【14】噴煙が上がっている。 |
【15】さっきまでいたトーミの頭。こんなに飛び出していたんだね。 |
【16】面白い形の岩。噴火の時にできたのだろうか? |
【17】雄大な浅間山をバックに、お揃いのウェアで両手に花の隊長。 |
【18】後ろの山の景色を入れるため苦しい姿勢での撮影、にもかかわらず笑顔笑顔。 |
【19】高峯山、水ノ塔山、東篭ノ登山、西篭ノ登山方面。 |
【20】四阿山 |
【21】車坂峠登山口に無事戻ってきました。 |
【22】浴衣が場違いなほど素敵なレストランでコース料理の夕べ。 |
【23】胡麻豆腐、なのにすっごくお洒落〜。 |
【24】前菜 |
【25】オニオンスープ |
【26】オーマイゴッ!メインのローストビーフ、あまりにも美味しそうで撮影を忘れて食べちゃった・・・。 |
【27】デザート、ほろ酔い気分でピンぼけ〜。 |
【28】朝食、サラダとジュースがセルフサービス。 |
【29】雲海に浮かぶ八ヶ岳。絶景です! |
【30】八ヶ岳の景色をさらさらと絵手紙に書くクマちゃんとコノちゃん。 |
【31】雲が下りてきて、八ヶ岳がよりクリアに見えます。 |
【32】標識の左側は群馬県嬬恋村。 |
【33】標識の右側は長野県小諸市。 |
【34】隊長思い出深い惜別の歌碑。 |
【35】小諸城址跡の懐古園、三の門。 |
【36】思いがけず福寿草を見ることが出来ました。 |
【37】望台から千曲川の流れが見下ろせました。 |
【38】鏡岩、写るには写っているが・・・、美女台無しです。 |
【39】石垣と梅と青い空。 |
【40】小諸と言えばお蕎麦でしょ。最後の締めは老舗のお蕎麦で舌つづみを打ちました。 |