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「いぃDay !」山岳会日本支部
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第280回:「いぃDay!」山岳会日本支部登山のご報告 期日: 2012年12月15日(土)〜16日(日) 行き先: 【冬合宿 / 箱根 旧街道・駒ケ岳】 H24.12.15(土)1日目 小田急線新松田駅集合9:00⇒タクシーにて小田原(約5000円) 【箱根登山電車】10:00小田原発 ⇒10:08箱根湯本着・・・【箱根登山バス】元箱根港行き(KCのりば)10:40発⇒10:56畑宿〜11:00箱根旧街道一里塚〜11:10七曲がり〜11:20橿の木坂バス停〜 11:46猿すべり坂バス停〜11:55甘酒茶屋手前の東屋/(昼食)/12:20発〜12:35 旧街道石畳バス停〜13:05元箱根港着 ・・・【海賊船】元箱根港13:20発⇒13:55桃源台港着・・・【箱根ロープウェイ】14:00桃源台発⇒14:15大涌谷着⇒14:24早雲山着・・・【ケーブルカー】14:30早雲山発⇒14:40強羅着・・・【箱根登山電車】14:53強羅発⇒ 15:16大平台着/15:25大平台発⇒15:49強羅着 ・・・線路渡ってすぐ『パイプのけむり』16:00 \(^O^)/ H24.12.16(日)2日目 ホテル9:15出発・・・【ケーブルカー】強羅[9:21発]⇒早雲山[9:31着]・・・【箱根ロープウェイ】早雲山[9:35発]⇒ 【のりもの】箱根フリーパス 小田原から2日間有効 3900円 日本有数の温泉地≪箱根≫を堪能する『大人の休日』・・・大満足! 【一日目】 雨の予報。おまけに午後には雷雨注意報が出ているとあって、新松田に集合したメンバーはパッとしない表情。すでに雨はポツポツ落ちてきており、隊長が、予定の明神が岳には登らないとの判断を下した。道了尊までの大型タクシーを予約してあったので、まずは小田原までタクシーで移動し、小田原で一日目のコースを決めることにした。 リュックを背負って一応山歩きの格好をしているので、まずは箱根旧街道を歩こうということになった。あとは海賊船に乗り、ロープウェイやケーブルカーを利用してホテルのある強羅まで箱根周遊をするという計画。箱根フリーパスを利用するとお得だとの情報も得て、おおまかな一日の計画が立った。 小田原から箱根湯本まで電車で移動し、そこから登山バス利用。登山バスは旧街道を走る路線Kを利用し畑宿で下車する。箱根旧街道一里塚が本日の出発地。ここから石畳、杉並木の風情が堪能できる。落ち葉が敷き詰められた石畳は雨に濡れてとても美しいのだけど、すべりやすい。江戸時代の旅人の苦労を偲びながら歩く。旧街道は途切れ途切れに車道と交差し、時に車道を歩いたり、また石畳になったりする。車道に「1.2q七曲がり」との看板。地図でも車道がピンカーブを描いている。そこを時には道なりに、時には階段であがっていくので、きついきつい!!!「箱根の山は天下の険・・・」と歌われたとおりだと感じる。きょうの雨は南からの湿った空気がもたらしており、気温は高め。カッパの中はかなり薄着にはしているものの、暑い!12月かと疑うほどの汗をかいた。箱根周遊で旅行気分のはずが、結局ガチ山登りになっていた。 甘酒茶屋の手前にある東屋で昼食を摂ったあとは、目的地の元箱根港に向かう。(甘酒茶屋は江戸時代からの歴史ある茅葺、土間のお茶屋さん。食事をしないので、立ち寄らなかったが観光気分で覗いてみればよかったかもしれない。) 甘酒茶屋から元箱根港へと続く石畳と杉並木はまたさらに趣があって、いい道だった。 元箱根港から海賊船に乗って芦ノ湖遊覧、桃源台からロープウェイ、大涌谷を経由して早雲山へ、早雲山からケーブルカーで強羅。お決まりの箱根観光の大道を回ってきたが、雨は強くなり、視界は真っ白。急激に気温も下がってきた。「今日は山に登らなくて正解だったね!」と納得して下山してきた。 フリーパスがあるので、登山電車に乗っておかないと損した気分になるとあって、一日目で帰宅するウッディさんを送りがてら大平台まで登山電車に乗ることにした。箱根登山電車の名物スイッチバックを経験したいという好奇心旺盛な中年一行。 箱根フリーパスを思い存分利用して、丸一日いろいろな乗り物に乗れて、いい遠足気分だった。 今回のホテルはいろいろ特典があって楽しめた。 バイキングのお料理もおいしかったし、ビールのサービスもついていたし、お風呂上がりのコーヒー牛乳のサービスもうれしい!なんと言っても貸切風呂!いつもながら宴会は大いに盛り上がった。 【2日目】 見事な快晴!天気予報通り。 山に来ているのに、気分はリゾート。のんびり起きて、ゆったり朝食ののち出発となった。 ケーブルカーからの景色がこんなにすばらしいなんて!一日目は真っ白だったから、感動倍増!明星ヶ岳の大文字が良く見える。一日目に登るはずだった明神が岳、火打石岳から金時山・・・稜線が美しい。さあロープウェイ、「この鉄塔越えたらすばらしいのよ!」・・・ 「わぁーーーー」見事、見事、見事!!!すばらしい富士山のお目見え。大涌谷駅でロープウェイを下りて、ここから登山開始となる。まずは大涌谷名物の黒玉子を購入。富士山はもちろん、左の南アルプス、右の丹沢の山々に見とれてなかなか出発できない。大涌谷のガスの噴煙、硫黄の臭いは独特で、火山地帯に来たという実感を得られる。こういう景観はなかなか貴重だ。右手に大涌谷を、後ろに大きな富士山を眺めながら神山登山口のゲートを越えていく。登り始めは岩の多い道。大涌谷のガスのせいか樹木がなく、すすきが生い茂っているが、次第に樹林帯へと変化していく。普通高度が上がると富士山の景観が良くなるものだが、今回は高度が上がるとドウダンツツジ、アセビ、ヒメシャラなどの樹木が邪魔になって、富士山が見えにくくなってしまった。イワカガミの群生地があった。 まずは、ひときわ目立った頂きを持つ冠ヶ岳へ。残念・・・樹木によって視界が遮られ、眺望がない。 次は、神山へ。またまた樹木のせいで眺望がない。狭い山頂だが、ここで昼食を摂ることにした。大涌谷で買った黒玉子を食べたので、寿命が7年延びるよ〜。 神山山頂から少し下りた木々の間からすばらしい富士山を眺めることができた。 さあ、次こそは!と、駒ヶ岳からの富士山の眺めを期待して道を急ぐ。が、なかなかの悪路。ぬかるんでぐちゃぐちゃ。おまけに眺めがない。時折「ヤッホー!」と叫ぶ声がするので、駒ヶ岳は叫びたくなるほどの山だと信じて黙々と歩く。 防ヶ沢分岐を過ぎて樹木帯をさらに進むと、草原のような笹原に出て一気に視界が開ける。山頂までもう一息。振り向くと「わぁーーーー」すばらしい富士山だ!!! 駒ヶ岳山頂に到着。360°の大展望。「ヤッホー!」と叫びたくなるのが良く分かる。箱根元宮の社殿の奥側からは丹沢方面の山々から右へ小田原方面、相模湾が一望でき、なんとなくかすんでいるが、大島が・・・伊豆半島の山々が・・・。「♪天城〜越え〜〜」 ロープウェイ乗り場の展望台から芦ノ湖と富士山を一望できる。 ロープウェイで下山。箱根園から元箱根までは頑張って歩いた。元箱根から箱根湯本までバスに乗り(路線K)、箱根湯本から電車で帰路に着いた。 来年も皆様とともにいい山に出会えますように!体調を整えて、安全に登りましょう。よろしくお願いします! (のん記) |
〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜
雷雨の予想にコースを変更。箱根旧街道の散策へ |
石畳のうえを散策開始 |
見晴らし橋へ到着。勿論本日は見晴らしはありません |
橋のうえで勢ぞろい |
持ってる食料を無駄にはできないので東屋にて昼食 |
車道をわたり、元箱根まであと40分 |
遊覧船に乗車。海賊船です |
ロープウェイのなか。真っ白で外は何も見えず。 |
箱根登山鉄道。フリー切符を買った以上乗らなきゃ損 |
ここでお別れウッディさん |
観光気分でやたらハイな面々 |
本日の宿に到着。和室ではなく洋室です |
翌日は快晴 |
ロープウェイから見る金時山 |
大涌谷から登り始めたところで見る富士山 |
冠ヶ岳。やや期待はずれの景観でした |
神山山頂。 |
食べているのは温泉卵です。一個100円也 |
神山からちょっと下ったところで・・・ |
もうすぐ駒ケ岳 |
やはり最高の写真の一つでしょう |
アラレちゃんポーズ |
景色がいいと表情も穏やか |
観光気分でこころもhigh |
定番ポジション。羽虫には参りました |