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井手山岳会日本支部

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255回:井手山岳会日本支部登山のご報告  

 

201157日(

 

行き先【中央線沿線?/【釈迦ヶ岳(1,641m)〜御坂黒岳(1,792.7m

 

コースタイム:

JR中央線「石和温泉」駅8:23)(タクシー)〜檜峯神社(900913)〜トビス峠(9:30)〜黒打の頭(10071012)〜檜峯神社への分岐T(1030)〜檜峯神社への分岐U(1052)〜本来見晴らしのよいところ(1109)〜釈迦ヶ岳山頂(1109)〜府駒山(1202)〜日向峠(1218)〜(昼食)〜黒岳(1355)〜見晴らし(1429)〜御坂トンネル分岐(1452)〜野天風呂(1545/1640)〜富士急「河口湖」駅(1656発)

 

ルートマップはこちら     高度記録はこちら

(提供 Konochan

 

前々回の桃源郷山行のときにみた、黒打ちの頭(神座山)から見た釈迦ヶ岳が忘れられず、早速にセットしたコース。車でいくならいざ知らず、下山ルートを考えると黒岳まで行ってしまわないと帰れない。決して無理なコースでは無いが、アプローチを含め時間がかかるのは事実で、今回は、スーパーあずさ1号の自由席特急とタクシーを利用し、午前9時には檜嶺神社へ到着。残念ながら天候はバツ。二つの低気圧に囲まれ、その間で何とか雨がしのげればという状況。ポツリポツリ程度の雨で何とか予定コースを終了。景色はまったく見えなかったのでいつかリベンジは必須と考える。汗はかくも天気に恵まれない日は、衣服が湿って気持ち悪い。下山ルートの野天風呂は、コースからまったく寄り道が必要ないこと、風呂からタクシーで河口瑚までタクシーで楽にアプローチできることなど大変結構でした。タクシーの運転手さんもいい人で、コンビニに寄って飲み物も調達し、かつ普通乗車券でOKの快速「富士芝桜まつり号」にも間に合わせてくらた。その後東京に戻り、京王線「仙川」にあるヤキトリ屋「きくや」のお世話になった。久々に味わうきくやのヤキトリはおいしかったが、以前のような感激は味わえなかった。焼き手が従来のおじいさんからおじさんに変わったせいか、われわれがまた一段と齢を重ねたということか?これもまた次回検証してみよう。

 

以下はこのチャンのコメント。

「次回は絶対 あの釈迦ヶ岳に登ろう!」隊長の決断は早かった。

前回、黒内ノ頭(神座山)から見たピラミダルな釈迦ヶ岳。その凛々しい姿に惹かれて今日のコースが決まったのだった。

 登り口は檜峯神社から。石和温泉駅から予約したタクシーでそれを目指す。檜峯神社はカーナビで検索すると、県道近くの本堂が出てくるそうだが登山口になっているのはいわゆる「奥社」だ。途中国道20号経由で林道に入るが「←檜峯神社」という大きな看板のある畑道ではなく、一本手前を左折して小さな坂道を上り、道沿い左のガードレール上にある「檜峯神社→」小表示の指す方向へくねくねと上っていくのが正しい道だった。檜峯神社の近くはしだれ桜が満開で見事。山の楽しみの一つは標高によって何度も花見が楽しめることだ。

釈迦ヶ岳まで直で登るルートや檜峯神社の手前(徒歩10分)から取り付くショートカットコースもあるが、(タクシー車内からも確認できる。)我々は黒内ノ頭から釈迦ヶ岳・黒岳へとコースを繋ぐのも目的の一つなので檜峯神社でタクシー(5480円)を降りて駐車場の奥からトビス峠へ上がる登山道に入った。

歩き始めて20分でトビス峠(鳶巣峠)に着いた。途中、あひるチャンが目ざとく「カタクリ」の花をいくつも見つけ春を楽しんだ。トビス峠には苔むしたレリーフの石仏があり、お地蔵さんかなと思ってよく見ると、なんと天狗の像だった。ここからもうひと登りで「黒内ノ頭」だ。急登なのでゆっくり一歩一歩登る。トビス峠から35分で黒内ノ頭に到着した。ここからシャープな釈迦ヶ岳と手前の2つのピークを見て、「いざ」と心して進む。

釈迦ヶ岳の最後の登りはロープのある急登だった。岩、岩。頂上近くで上芦川駐車場から登ってきた山ガールたちと会った。そこの駐車スペースからだと1時間弱で登ってこられるらしい。でも我々は「つなげる」目的があるので頂上を過ぎてまたまたロープで下りた後も府駒山、日向坂峠(どんべえ峠)まで緩やかにアップダウンの後、黒岳まで一気に300m登った。今日は雲がかかって展望はいっさい無し。でも、「雨」の予報で東京はずっと雨だったにも関わらず釈迦ヶ岳周辺はほとんど降らず、時々薄日が射すほどだったのは自称「日本一の晴れ男」隊長のおかげか。

黒岳から河口湖までの下りもロープだらけの急下降だった。下りになると特に速さを増す隊長のスピードにはついていくのは無理だが、それでもアヒルチャンと私、がんばった。途中、烏帽子岩への道を分けて進んだ所にある小さな展望所から河口湖が見えた。わずかだが富士山の横顔も。それとともに、急坂を下りて砂防ダムを渡ったらそこが天水温泉の裏手だったことも「ご褒美」のような気がした。ぬかりなくネットでガウンロードした「割引券」を隊長が提示していいお風呂でさっぱり。

そこからタクシーで河口湖駅へ。運転手さんに頼んでコンビニに寄りつつも16時56分発の「富士しばざくら号」中央線直通号に間に合った。快速なのになんと自由席は普通乗車券で乗れる。窓の広く見える4人座席にゆったり座っていっぱいやりながら、みんなで上機嫌。〆は仙川駅前の「きくや」で。店のオーナーのおばさまが遅れて現れたが、もつ焼きを備長炭で焼いているのはいつものおじさま(弟さん)ではなく若手のお兄さんだった。そのせいか、おいしいけど前のような深みがやや足りないような気がした。「塩も少し足りないな。気のせいかな…?」隊長がつぶやいた。「次回また検証しよう。」…結局、検証を重ねにまた来る理由付けをしてるみたい!ま、自分たちもそこに楽しくのっちゃってるんだけど!(笑)

 

〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 

 

石和温泉からタクシーで檜峯神社までリッチに乗りつけ

この道は、後ほどの檜峯神社への分岐点Tへの道

トビス峠への道をさがして神社を探索

カタクリの花。全般に色がさえなかった

トビス峠へ到着

トビス峠のお地蔵さま

黙々と上がり、黒打ちの頭へ到着

今日は、前回誓った釈迦ヶ岳へ。但し天候には恵まれず

雨が降り出さぬうちにと早速出発

檜峯神社への分岐点。写真の2枚目の場所から上がるとここに出る。

だんだんと迫ってくる釈迦ヶ岳

上芦川への分岐。マイカー登山なら楽勝コースか・・・

檜峯神社の少し手前に降りる道

本来見晴らしのよい場所から黒打ちの頭を振り返る

・・・・

山頂目指してあと一息

山頂到着!

お地蔵さんも迎えてくれたが、見晴らしはゼロ

ここまで雨に降られなかったことをラッキーと考えるような日ではありました

下山開始。釈迦ヶ岳の山頂付近は安全にアスレチック感覚で楽しめる

カメラを木にぶら下げて撮影しました

日向峠(どんべい峠)。このあと昼食

御坂山塊の主嶺に到着

山頂

いずれは破風山方面へ挑戦したい

本来見晴らしがいいはずだが・・・。

下の方で多少景気が・・・。本日はじめての景観でした

御坂トンネルへの分岐点

ミツバツツジが美しい

普通乗車券でのれる富士芝桜まつり号をキャッチできてご機嫌な隊長

 

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