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井手山岳会日本支部

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238回:井手山岳会日本支部登山のご報告  produced by H.Tanuma

 

期日:612()

 

行き先【奥多摩/人形山東尾根】

 

コースタイム:

JR青梅線「奥多摩」駅[914930](バス)〜東日原[9551010]〜登り口[10501055]P1[11451155]〜ミズナラ巨樹[1215]〜人形山[12301315]〜一石山[1333]〜小川谷林道[1405]〜東日原[14401450](バス)JR青梅線「奥多摩」駅[15101526]

 

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(提供 Konochan

 

 

日差しが夏を思わせる梅雨前の一日、東日原のタワ尾根に連なる人形山(1176)東尾根を登ってきました。今回は隊長とウッディさんの香港時代のお知り合いFさんと、その先輩のMさんが参加してくれました。

最近の山ブームを反映してか、青梅線は大混雑。めすらしく奥多摩まで立ちっぱなしで、東日原行きのバスも増発されていました。山好きが増えるのはうれしいことですが、やはり電車は座っていきたい!?

東日原のバス停から40分弱、そそり立つ稲村岩の眺めを楽しみ、鍾乳洞、一石山神社、「金袋山ミズナラ」の登り口を通り過ぎて、しばらく行くと「七跳山・酉谷山、日原鍾乳洞」の道標があります。このうしろが人形山東尾根の登り口です。道標の柱には手書きの「クラホネ坂」(?)の文字が。見過ごしてしまいそうな登り口でしたが、入ってみると歩きやすい九十九折りの山道が続きます。尾根に上がるとブナなどの明るい森で、ときおり冷たい風が吹き抜けて、急登と暑さを忘れさせてくれました。

人形山の頂上のすぐ下で、お目当てのミズナラの巨木に対面。根を守るために倒木で囲われており、そばには近づけませんでしたが、その大きさに一帯の山深さを感じました。

人形山の道標は小さくて、うっかりすると見落としてしまいそうでしたが、頂上は頂上。お昼を広げることにしました。しかし、虫が多くて隊長の号令のもとに場所を移動。期待にたがわず(いつもありがとうございます!)、ウッディさんの冷やしパイナップルも出て、お腹も満足。一石山に向かいました。足もとはふかふかの落葉、見上げれば、少し浅い緑が鮮やかで、このまま下りてしまうのが惜しいぐらいでした。この尾根の新緑や紅葉の頃の、そして葉の落ちた冬の景色の美しさがしのばれます。次回はぜひ金袋山から篶坂の丸、ウトウノ頭あたりまで、足を伸ばしてみたいものです。

一石山から一気に下り林道に出てみると、行くときに通り過ぎた「金袋山ミズナラ」の登り口のところでした。副隊長は一石山神社のところに出るもくろみだったそうですが。何はともあれ、林道をバス停に急ぎ、ビールを仕込んで車中の人に。そのあとはお決まりの青梅線の中から宴会です。はじめて参加のFさん、Mさんはとまどいの表情でしたが、「慣れ」とはおそろしいもの。私も初参加のときはビックリだったんですけどね〜。立川の高砂湯で汗を流し、「弁慶」で締めくくりました。

 

実働時間合計:3時間30

今回の累積登高差:925
今回の踏破距離:9.7km

 

〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 

 

01】東日原バス停。陽射しがもはや夏のようだ。

 

02】稲村岩が見えてきた。左の家は、かつて木まで生えていた茅葺屋根だった。

 

03】ここが東尾根の登り口。気にしていないと見過ごしそうだ。

 

【番外】後から頂戴致しました。

04】はじめはちゃんと九十九折りの道で歩き易い。

 

05】尾根に上がると幅広いのでどこでも歩ける感じ。その分、道形は薄い。

 

06】ちょっと傾斜が緩んだところで休憩。緑に包まれた尾根は爽やかさすら感じる。

 

07】これがミズナラの巨樹。倒木を利用して囲いがされていた。

 

08】人間と比べるとその大きさが分かる。

 

09】人形山到着。眺めは無いがそれは全く問題にならない。

 

10】隊長がランチ場所の変更を宣言したので、あたふたと移動。

 

11】イロハモミジの緑が美しい。

 

12】辺りはふかふかの落ち葉の絨毯。風が通り抜けると涼しいくらいだ。

 

13】一石山に向かう途中、見事に手入れが為されている植林があった。

 

14】一石山。ここから急降下。

 

15】林道に出た。暑くて完全にビールモードになっている。

 

16】ホリデー快速の車内。初参加の御両名はここで飲むのにやや憚るご様子。

 

17】一方、我々はちーとも気にならないのであーる。

 

18】立川到着。まだ陽は高い。

 

19】高砂湯でさっぱりしたところ。これからしめくくりとして向かうのは「弁慶」。

 

 

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