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井手山岳会日本支部

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第234回:井手山岳会日本支部登山のご案内  

 

期日:4月25日()

 

行き先【奥多摩/海沢カタクリ山〜天地(あまち)山(981m)

 

コースタイム:

JR「奥多摩」駅(952)〜JR「白丸」駅(9:55)〜数馬峡(10:13)〜海沢カタクリ山斜面(11:00)
貯水池(11:20)〜天地山(13:17/14:00)〜鋸尾根(14:44/15:10)〜愛宕神社(16:40)
もえぎの湯(17:15)〜JR「奥多摩」駅(19:24)

 

ルートマップはこちら     高度記録はこちら
(提供 Konochan

 

「山笑ふ」春。芽吹いたばかりの新緑と花の美しい季節です。今回はイワウチワやカタクリと会いに海沢カタクリ山から天地山を目指しました。

海沢(うなさわ)のカタクリ山までは、白丸駅から。ホリデー快速おくたま3号で終点奥多摩まで行き、そこからすぐに折り返し電車に乗り、白丸に戻りました。毎回アドレナリンを炸裂させて、「ホリデー快速は顧客サービスのために御獄から先は各駅停車にすべきだ!(怒)」と、主張していた隊長ですが、奥多摩からタクシーに乗らず、この方法に気づいた今回は、時間もタクシー代も得した気分。

白丸駅のホーム中央寄りから出て、「数馬峡」の標識に従い、数馬峡橋を渡って氷川発電所を右に見送りながらカタクリ山へ向かいます。案内図に出ていたカタクリの群落を探しながら、発電所の配水管をくぐると山の東側へ道は続きます。はたと立ち止まり、地図を確かめる隊長に、新品のGPSで現在位置を確認するクボっち、地元の民家に「ごめんください。」と声をかけてカタクリ山への登り方を聞く私(Konochan)。それぞれ個性の違いが表れています。カタクリ山へは、さっきの配水管をくぐる前の、右の斜面をジグザグに登っていくのが正しい道とのことで早速そのルートへ。小さい丘ながらかなりの急登。やっとカタクリも見つけましたが残念。花には遅く、もう実を結びかかっていました。

貯水池の脇を回って進むと、多摩学園から上がってくる道(2009.6.14に実績あり)が目印の木の扉で合わさり、さらに登ると林道は尾根へと突き当たります。山の神(674m峰)に向かうこの辺りにイワウチワがある…との松浦本の記述でしたが見つけられず、「これでイワウチワも見られなかったら今日こんなに登った甲斐がないね〜!」などと言いながら山の神から急下降してまた登り返します。コンパクトながら結構ハードな道。1年ぶりの山登りになる凸さんは「夕べは遠足前夜の子どもみたいになかなか眠れなくってさ〜。朝からナチュラル・ハイなんだ。だからその勢いで何とか登れてるって感じ!」同じく1年ぶりのタマちゃんも、井手山岳会の数々の笑い話を語りながら元気に登ります。ゴツゴツした岩場をふうふう言いながら登りゆき、本日初めてすれ違う人に挨拶。その中高年ハイカーが一眼レフを下げていたので「あのう…、この先に花は咲いていましたか?」と尋ねると「ええ、きれいなイワウチワが咲いていましたよ。こっちからだと天地山(あまじやま)山頂から降りていく北斜面にね。」やった〜!そうこなくっちゃ。楽しみ〜!

そうこうもがいて登っているうちに天地山頂上に着きました。北には秩父につらなる山々が見え、手前に本仁田山の平石尾根やゴンザス尾根、安寺沢なども見えます。山頂で記念写真を撮り、お昼ご飯とデザートまで楽しく完了。「お礼に割れた天地山のプレートを直そう。」テーピングテープでぐるりと補修するクボっち。山への愛情が伝わってきます。

山頂から固定ロープのある岩場を急下降すると、先の左に大きな岩があり、根本にイワウチワが群生しているのを見つけました。「今日は来た甲斐があった!」喜ぶみんな。そこからもうひと頑張り、鋸尾根分岐点まで急登します。危険な場所もあり後続組が気がかりながら進みます。でも、凸さんの後ろ、タマちゃんと菊丸に、アユラシが付いてくれているから…大丈夫よね。アユラシはビビル女子にとても優しく励まし助けてくれるのです。

一方、先頭の隊長とくぼっちは一足先に分岐点へ。後続組が到着するまでの数分間に、健脚くぼっちは荷を置き、空身で鋸山までトレイルRun。あっという間に戻ってきてさすがでした。みんなの上がってくる天地山から尾根までの道は表示では「行き止まり」。やっと到着した凸さん、「何だヨ〜、こっちは『行き止まり』かぁ。どおりで大変だった!『息止まっちゃった』よ〜!!」一同大爆笑。凸さんとタマちゃんは井手山岳会のムードメーカー。二人がそろうと笑い声が絶えません。

鋸尾根から愛宕神社までの下りはマイナールートではありませんが、かなりハード。いきなりの鎖場や岩の連続です。膝にこたえるほどの下りが続き、〆は愛宕神社の200段以上もある階段。

久しぶりだったのに、思ったよりもハードコースでごめんね、と隊長。今日は井手山岳会開設時からのメンバー(タマちゃん、凸さん)揃いぶみだったので「もえぎの湯」での打ち上げも、より一層盛り上がりました。

 

今回の参加者:隊長、凸さん、タマちゃん、アユラシ、菊丸、クボッチ、Konochan

実働時間合計:4時間50

今回の累積登高差:944
今回の踏破距離:9.5km

 

〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 

 

白丸駅にて。奥多摩3号で行くと奥多摩駅ですぐに折り返せます

バナナを食べる姉妹

ものを食べる人、準備する人各自バラバラです

スイカをタッチしたあとホーム中央に戻りその出口をでると標識がしっかりしています

バナナに加え、歩きながらもさらに食べるタマちゃん

しっかりとした標識です

数馬峡のうえにて

なかなかの絶景です

天気が良くてよかったねえ〜

タクシーを使わず歩くなら白丸駅からが正解でしょう

この先行き止まり!松浦解説本の通りです

いまだに見られた桜

カタクリの群生地を調べる

この入口のあと、ダム管の手前を右の斜面に入る。カタクリが咲いていないとわららない

カタクリの花をもとめて

しかしカタクリの花はみつからず・・・・

終わってしまっていました

カタクリ山から尾根を進むと左側に貯水池が見えてきます

どこにも霊はついていませんでした。お墓の前にて

ボケの花を囲んで

貯水池の脇をすすむ

カタクリ山全景(手前)

天地山への尾根。今日はカタクリ山で結構体力消耗済み

山頂到着

唯一北側の方面に景観がみられます

後続組みもガッツで到着

山頂記念撮影(アユラシ撮影)

さっきと同じような写真でしたね

天地山からいっきに下ります

鋸尾根への登り返しを考えると決して下りたくはないが・・・

苦労をしなければお花は見れない。イワウチワ

必死に下ります。

イワウチワとOさんの手

やっと鋸尾根にでました。我々の来た道は尾根からみると行き止まり。

バテたOさん息止まり・・・

鋸尾根からみた天地(あまち)山

ところどころ岩場が楽しめる鋸尾根の下り

ミツバツツジ。よく残ってました

吐きそうな愛宕神社からの下り

もえぎの湯を目指して。山桜と何かな?

 

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