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井手山岳会日本支部
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第233回:井手山岳会日本支部登山のご案内 produced
by H.Tanuma 期日:4月3日(土) 行き先【丹沢/ミツバ岳(834.5m)〜屏風岩山(1,051.6m)】 コースタイム: JR御殿場線「谷峨」駅(8:27/8:35)〜(タクシー)〜滝壺橋(8:55/9:00)〜ミツバ岳(10:10/10:25)〜権現山(11:10/11:55)〜二本杉峠(12:35/12:45)〜P1(13:30/13:35)〜屏風岩山(13:50/14:00)〜P2(14:40/14:50)〜笹子沢(15:10)〜あしがら荘(15:40/15:55)〜(バス)〜JR御殿場線「谷峨」駅(16:23)〜JR御殿場線「松田」駅・小田急線「新松田」駅〜小田急線「鶴巻温泉」駅〜小田急線「下北沢」駅 ルートマップはこちら 高度記録はこちら 「春を捜しに、松浦本に紹介されているコースをトレースします。運が良ければ満開のミツマタに会えるでしょう。」副隊長のこのお誘いに、二つ返事で参加表明をしてしまいました。 膝の調子が戻って久々の副隊長企画。業務多忙だった男性軍、子どもの受験が一応ひと段落したママ軍団。春一番の山行は総勢7人の大部隊となりました。 JR御殿場線 山頂を後にして791m峰まではゆるやかな尾根道。その道沿いにもミツマタが連なります。45分ほどで権現山に到着。まだ11時ですが朝早かったのでここで昼食に。ラーメン、おにぎり、Woodyさんのパイナップル!仕上げにロールケーキまで食べてやや食べ過ぎか。でも、いいや、隊長も朝、シミュレーショングラフを見て「たぶん二本杉峠から東の細川橋に降りる最短3時間コースだろう。」とつぶやいていたし。 権現山を一気に下ってから茅の丸に登り返す道からは東と西の見晴らしがよく、とても気分良く歩けます。(後から調べたbP7,18の写真の解説はこちら)ほどなく二本杉峠に到着。さて、どうするか。ここから降りて中川温泉に直行か、もうひと登りして屏風岩山か。実は今まで来たよりここから先の方が長い…でもこの先にも最後にミツマタ群落があるらしいし、行ってみよう!と、決定。峠からの登りは手を使わなければ登れないような急登。そののち951m峰から屏風岩山まで、はじめの半分は平らで、「ミツマタと日だまりの道」という感じです。そのあと半分はまた登り。二本杉峠から一時間ほどで屏風岩山の静かな山頂につきました。 屏風岩山に着いたころには食べ過ぎのお腹も落ち着いていました。ここから東に進み、東峰から大滝橋方面に出るつもりで下りていきます。東峰から南東に向かい、踏み跡をたどって少し進んだあたりのことでした。目の前には尾根一面、ミツマタの群生地が開けていたのです。木漏れ日に浮かび上がる乳白色のミツマタと辺りを包む甘い春の香り。立ち止まり言葉を失い…。「…副隊長、…本当にありがとう。…今日はこんなにきれいなところに連れてきてくれて。…」思わずそんなセリフが口をついて出てしまいました。「この光景は一生忘れないでしょう。」とは、翌日のお礼メールで菊丸の言った言葉です。こんなに静かで美しい「秘密の花園」を満喫することができて、みな温かいものを胸に下りて行きました。 (後でGPSの記録を検証したところ、1010m地点で南へ伸びる尾根を分ける場所があるが、そこで東尾根でなく、私たちは笹子沢に沿う南東尾根方面に下りてきたことがわかりました。) 笹子沢に下りてからは岩のごろごろした川原を歩きました。屏風岩山からの一気の下りで、膝がガクガクしていた人もいたようです。 結局、二本杉峠から下山までは一人も他の登山者に出会いませんでした。下界の道路に出た場所は、中川温泉のあしがら荘の近くでした。(立ち寄り湯情報はこちら)ところが残念、あしがら荘は15時までで立ち寄り入浴は終わり。我々が着いたのは15時15分過ぎ。ということでバスに乗り、谷峨駅から御殿場線・小田急線経由で鶴巻温泉に出て入浴し、仕上げは下北沢のイタ飯屋さんでタマちゃんを呼びだして賑やかに打ち上げをしました。☆彡 今回の参加者:隊長、副隊長、アユラシ、Woody K、菊丸、クマちゃん、Konochan(打ち上げ:タマちゃん) 実働時間合計:5時間5分 今回の累積登高差:1,233m |
〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜
【01】登山口。最初は猛烈な急登 |
【02】暫く登るとシカ除けのフェンス。 |
【03】尾根に上がると丹沢湖が見えるようになる。 |
【04】ミツバ岳頂上直下。風は結構冷たい |
【05】待望のミツマタに出会う。 |
【06】多くの登山客で賑わっている。 |
【07】ミツマタに囲まれると笑顔も零れる。 |
【08】見事なミツマタ。 |
【09】何故ここにミツマタが固まって咲いているのだろう。 |
【10】アユラシもご満悦。 |
【11】ここが山頂なのだが、誰も標識には関心を示さない。 |
【12】これでもか、というほどマツマタ。 |
【13】ミツバ岳からの下りにもミツマタの群落がある。 |
【14】権現山にて昼食。 |
【15】この山頂には立派な標識がある。 |
【16】塔ノ岳方面。 |
【17】ミツマタ以外に春の兆しは無い。 |
【18】鍋割山はこちらの方角だが、土地勘が無く同定できない。 |
【19】二本杉峠。ここから温泉に下るか、もう一丁登ってみるか・・・。 |
【20】結果、屏風岩山を目指すことに。 |
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【21】静かな屏風岩山。 |
【22】東峰から下ると、尾根全体がミツマタ大群落。 |
【23】ここは知る人ぞ知る秘密の花園のよう。とても得した気分。 |
【24】何故か沢(笹子沢)に出てしまった。で、現在地を確認中。 |
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