Welcome to our Web Site !

井手山岳会日本支部

                                                                       p091024


ホーム | 次回山行案内 | 写真集トップ | JapanOB/OG |参加者募集 | 掲示板


第224回:井手山岳会日本支部登山のご報告  

期日:10月24日()

行き先【中央線沿線/摺針峠〜ナットウ箱山(1,412.5m)

 

コースタイム: JR中央線「大月駅[8:278:30](バス)〜新田[9:059:10]〜尾根へ登り始め[10:10]〜P1摺針峠東尾根[10:50/11:00]〜登山道[11:50/摺針峠往復/12:02]〜大洞山(昼食)[12:09/12:50]〜カヤノキビラノ頭[13:02]〜1430m峰[14:00]〜ナットウ箱山[14:10/14:05]立沢への分岐[14:21]〜達沢山[14:34]〜立沢バス停[15:45]〜(タクシー)〜(石和温泉かんぽの湯・入浴)〜「石和温泉」駅[17:38発高尾行]

ルートマップはこちら   高度記録はこちら  摺針峠への登り詳細

(提供 Konochan

  10月最後の山行は、紅葉を愛でにカヤノキビラノ頭周辺に行って参りました。隊長がかねてより温めていたナットウ箱山への点線ルートをチョイスしました。入り口は、笹子新田のバス停から狩屋野川左岸沿いをたどるコースです。 今年の6月20日に歩いた時と同じように摺針峠に上がるもくろみでしたが、目当ての手作り道標より少し手前から上がったので、結果として摺針峠東の尾根をたどって登山道に出ました。東尾根は踏み跡がわずかにわかる場所があるものの、ほとんどが広葉樹の生い茂る自然林で、「笹の藪こぎ」ならぬ「小枝との格闘」になってしまいました。途中、大きな黒い糞を発見。後で調べたところやっぱり熊の糞でした。ずっと鈴を鳴らしながら歩いていましたが、ちょっとどきどきしました。
   登山道に出てからは順調で、見事な紅葉を楽しみながら歩きました。カヤノキビラノ頭で茶色く落葉しかかっている朴の葉を数枚つみ、持ち帰りました。(後日、朴葉焼きをしました。)カヤノキビラノ頭から西へのびる点線ルートは、一部クサリやナイフエッジ状の場所もあるおもしろいコースでした。名前のない1487m峰の先は、左手の植林帯と、右手の広葉樹林とを分ける尾根を歩きます。「今日は、この紅葉が見られてよかったな〜。」「来てよかったですね〜。」と、Woodyさんと私で何度も同じ台詞を言いました。緩やかにアップダウンを繰り返し、京戸山系標高最高点という1430mのコブを経てナットウ箱山に到着。ハウチワカエデやイロハカエデの紅葉が見事でした。
  達沢山へは、一度下りてから登り返し、すぐに到着。ナットウ箱山と達沢山の関係は、「お隣さん」または「兄弟」のような感じです。今日は午前中、新田から摺針峠まで1時間半で登る予定が倍近くかかってしまったので、達沢山から旭山を越えて桃ノ里温泉に下りるコースはやめて、立沢へ最短で下ることにしました。
  立沢バス停からはちょうどよいバスが無く(ほとんどが毎時33分なので行ったばかり。)タクシーを呼んで石和温泉に出ました。道沿い右手に見える尾根には、できれば登るはずだった旭山や、すぐ左の蚕影山(こかげさん)がその存在をアピールしており、「いつか登りに来るからね。」と、心の中でつぶやきました。石和では、「かんぽの湯」で汗を流しました。1枚脱ぐたびに枯れ葉が出てきて、また、腕や太股に鞭の痕のようなミミズ腫れが何カ所もあって、(枝のはねかえりの痕)本日のワイルドな冒険がよみがえり、ふっと思い出し笑いがこぼれました。入浴後は駅前のSATYでおつまみと飲み物を調達し、鈍行列車に乗って飲みながら帰途につきました。最近、井手山岳会では、夕方のスーパーで刺身を買って肴にすることに味をしめています。隊長が締めくくりに上機嫌で付け加えた言葉は、「Konoちゃん、次回から醤油とワサビも忘れず持ってきて!」でした。


 

今回の参加者:隊長、Woody K、Konoちゃん

今回の実働時間:5時間20

今回の累積登高差:1122
今回の踏破距離:11.9km


〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 

スライドショウの開始

img0000.jpg
【1】笹子新田バス停を出発。
img0001.jpg
【2】大沢山への分岐。摺針峠は右へ。
img0002.jpg
【3】狩屋野川左岸の林道を進む。所々藪が茂る。
img0003.jpg
【4】摺針峠めざして尾根を行く。Woodyさん、快調。
img0004.jpg
【5】方向はあっているんだが…。道を確かめに先導する隊長。
img0005.jpg
【6】とにかく尾根に沿ってあがろう。
img0006.jpg
【7】古くてカチカチだけど、熊の糞!
img0007.jpg
【8】踏み跡はあるものの、雑木の小枝と格闘しながら進む。
img0008.jpg
【9】Woodyさん、岩を登ってきて!オーケイ!
img0009.jpg
【10】登山道にでました。目当ての摺針峠より北で、高い場所。
img0010.jpg
【11】ここ摺針峠は120mくらい下でした。
img0011.jpg
【12】北の大洞山(摺針山)で記念写真。
img0012.jpg
【13】楽しい昼食。温かいコーヒーで暖まろう。
img0013.jpg
【14】カヤノキビラノ頭にて。
img0014.jpg
【15】京戸山(ナットウ箱山)を目指す。ハウチワカエデが美しい。
img0015.jpg
【16】ナイフエッジ状の痩せ尾根。
img0016.jpg
【17】なかなか変化があっていい道だね。
img0017.jpg
【18】深まりゆく秋の尾根道。
img0018.jpg
【19】右手(北側)は広葉樹林、左手は植林帯。
img0019.jpg
【20】京戸山登山口からあがってくる道との分岐点。
img0020.jpg
【21】京戸山系標高最高ポイント。1430.0m
img0021.jpg
【22】石割の松。
img0022.jpg
【23】ナットウ箱山(1412.5m)に到着。
img0023.jpg
【24】ここは紅葉が美しい。Konoちゃん、喜ぶ!
img0024.jpg
【25】ナットウ箱山から急下降して達沢山に向かいますよ。
img0025.jpg
【26】下山の時はここから下りるよ。達沢山へはここから10分登りだ。
img0026.jpg
【27】本日の彩りの一つ。イロハカエデ。
img0027.jpg
【28】達沢山にて。カメラをリュックに置いてパチリ。
img0028.jpg
【29】立沢バス停めざして一気に下る。
img0029.jpg
【30】達沢山を振り返って。


写真集トップへ