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井手山岳会日本支部

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第216回:井手山岳会日本支部登山のご報告  produced by H.Tanuma

期日:7月4日()

行き先【奥多摩/高岩山(920m)〜サルギ尾根】

コースタイム:JR青梅線「立川」駅[8:11](ホリデー快速あきがわ1号)〜JR五日市線「武蔵五日市駅」[8:48着]
〜(タクシー)〜「養沢神社」[9:15/9:25]〜大名子ノ頭[P1 / 9:55/10:05]
〜高岩山[P2 / 10:52/11:00]〜上高岩園地[11:35/昼食/12:10]〜芥場峠[12:27]
〜天狗岩[13:05/13:15]〜七代の滝往復[13:15/13:40]〜山香荘[14:00/15:00]
〜こまどり売店[15:05/16:00]〜御嶽山駅ケーブルカー[16:42発]

ルートマップはこちら     高度記録はこちら
(提供 Konochan

 

次週の「井手山岳会美女祭り」の前の「プレ美女祭り」ということで、自称美女3人と副隊長でマイナールートを歩いてきました。週末の遊びが続く美女はわがままです。今回の山行ついて、副隊長に2つも条件を出しました。早めに帰宅できること。それでいてマイナールート。そのわがままに文句も言わず、素敵なルートを紹介してくれた副隊長さん、ありがとうございます。

「サルギ尾根」は、つい5〜6年前までは地図に載っていない「知る人ぞ知る」マイナールートだったらしいのですが、2008年版の奥多摩地図には点線ルートで載っていました。(井手山岳会では、第78回第118回にサルギ尾根へ山行)

養沢神社まではタクシー。そこから登山開始です。今日は、美女たちが前を歩き、副隊長は最後尾です。神社の右脇が登り口でいきなりの急登。踏み跡はしっかりとしています。程よく汗をかいたところで、道はいったんなだらかに。するとまた、急な登りになり、またなだらかに。これを4回繰り返すとピーク1到着。ここで小休止です。ここを過ぎると、道の脇に岩が現れ始めます。さらに登っていくと、高岩山に到着。木に標識があります。頂上は狭く、マイナールートだけあって、誰にもすれ違うこともなく、それでいて道はわかりやすく、静かな山歩きを楽しむにはもってこいのルートです。

などと書きましたが、この直後、道を間違えるというドジを踏んでしまいました。次の目的地の芥場峠へ向かってスタートした直後、下りが始まる地点で、一瞬「どっち?」と思うところがあります。われわれは、いったん左に下りました。でも、なんかヘン。霧で展望がなく山の形がはっきり掴めないのですが、ずっと下る感じなのです。下り続けるはずはなく、自称美女たちは、一本隣の尾根を下り始めたのではと疑い始め、さらにコンパスと地図で進行方向を調べ、やはり違うということに気付きました。「私たちって賢い!(自画自賛)」などと、自分たちの間違いを棚に上げ、いっぱしの登山家を気どってる間に、最後尾の副隊長は、正しい道を探しにすでにUターン。正ルートを歩き始めていたのでした。「さすがタヌマール3D!」などとあだ名まで付けられても、いやな顔一つせず、美女の過ちを広い心で受け入れてくれる副隊長。こうして楽しい山歩きは再開したのでした。ちなみに、正しいルートには、よく見ると少し入ったところにテープが一つありました。「どうせならもっと手前にテープを付けてよ。」と、どこまでも美女はわがままです。

本日一番の急登を登ると突然上高岩山にでます。急登の途中にはギンリョウソウがありました。上高岩山には展望台があり、そこで昼食に。霧でなければ、大岳山や日の出山など一望なのでしょうが、霧のあるところで文句を言ってもキリがありません。

芥場峠からは、滝を見るコースに進みます。一つ目の綾広ノ滝は落差10mほど。渓流沿いに面白い花を発見。葉が豚足に似ているので、美女たちは、勝手に「トン足草」とよび始めました。勝手なネーミングをされ「トン足草くん」もさぞ迷惑だったことでしょう。二つ目の七代の滝入口には天狗岩があり、ちょっとした鎖場体験ができました。七代の滝に行くには、長〜い鉄の階段を100mも下りていかねばなりません。登り返しを覚悟で見に行きましょう。でも元気いっぱいの美女は、その階段を走って登り返したのでした。(記録約3分30秒)

最後は、御岳山の民宿「山香荘」にいいお風呂を見つけて、汗を流してビールで乾杯。さらに場所をかえ「駒鳥売店」で乾杯して、楽しい山歩きは終了しました。(Reported by Kubocchi)

今回の参加者:副隊長、菊丸、Kubocchi、Konochan

今回の実働時間:3時間50分

今回の累積登高差:1099m

今回の踏破距離:7.8km

〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 

01武蔵五日市駅からタクシーに乗車。

02大岳鍾乳洞入口で下車。鳥居から入り、トチの巨木右手の墓の右脇から登る

03取り付きは急登。あとは平らと急登の繰り返し

044回目の平ら…と思ったら大名子ノ頭に着きました。

05こんな急な岩場を登ったり、下りたり、岩塊を巻いたり

06高岩山に到着。

07高岩山からすぐの下り。踏み跡が2筋あります。でも、右方向菊丸の指す方が正解。

08下り終えて、上高岩までの急登を励ますように銀竜草(ギンリョウソウ)。

09上高岩の展望所。残念。今日は白い霧ばかり。

10一般道になるととたんに道標が。

11右は尾根道、左はまき道。どちらが早いのかな

12綾広の滝への分岐点に到着。「芥場峠」と手書きで書いてある。

13本日二つ目の花。ヤマアジサイ

14本日三つ目の花。葉の形から「豚足草(!?)」と命名。本当は「タマアジサイ」の仲間らしい。

15綾広の滝とロックガーデンはこっちですよ〜。

16綾広の滝

17滝の前には「東京の奥入瀬」と呼ばれる渓流美。

18天狗岩。せっかくだから登ってみよう

19ここで急用の菊丸は帰宅。

20100m下の七代の滝を見学。

21御岳の神代ケヤキの隣、山香荘にて入浴&ビールで乾杯

222回目乾杯は駒鳥売店で。

23奥の院と鍋割山。

24日の出山と北尾根。

25ケーブルカーで下りました。