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井手山岳会日本支部
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第212回:井手山岳会日本支部登山のご報告 期日:5月31(日) 行き先【奥多摩/棒ノ折山(969m)】 コースタイム: JR「川井」駅[09:22/09:27]〜(バス)〜清東橋[09:43/09::53]〜棒ノ折山山頂[11:30/12:11]〜 (提供 Konochan) 「棒の嶺」の別名を持つ棒ノ折山は、山頂からの展望のよさで知られる山。でも、この日は、今にも降りだしそうな曇り空の下、清東橋バス停からのスタートとなりました。カラリと晴れた山は、もちろん気持ちがいいに決まっていますが、しっとり湿り気を含んだ木や土の色は鮮やかで、また格別の美しさ。空気も新鮮な香りに満ちていました。 このところの雨で水が茶色く濁っている大丹波川の流れを見ながら、奥茶屋のキャンプ場から登山道へ。かなり上まで左右にわさび田が続きます。こんな急斜面での作業は、さぞかし大変だろうなあと言い合っているうちに、道は杉林の中へ。けっこうな急坂が続きます。この日初参加のあひるちゃんは、息も上がらずなかなかの健脚です。連日多忙を極めていたアユラシの「休みましょう!」という声が何度か響き、杉木立の間から空が見えて、もうすぐ山頂というところで、とうとう雨粒が落ちてきました。 山頂からは「北面が180度開け、奥秩父方面の山々や名栗湖が見渡せる」はずですが、この日は、真っ白に煙って視界はゼロ。先客のギャル2人を含め、めずらしく(!)若い人が多いあずま屋で、そそくさとお昼をすませ、雨支度を整えて下山開始。 下り始めは「関東ふれあいの道」として、急坂に丸太で階段が整備されているのですが、これがなかなかのくせ者。ぬかるんでいるうえに丸太が滑る。お金をかけてよけいなお世話ではと思っているうちに、ちょっと平坦な権次入峠に到着です。道は黒山方面と名栗湖方面に分かれます。今回は、水かさの増した白谷沢を何度も渡り返しながら名栗湖に下りました。小さな滝があったり丸太の橋があったり、ときには鎖につかまったりと、なかなか変化があっておもしろいコースです。ここで丸太の橋ですべってしりもちをついた初心者菊丸が、身をもって学んだ教訓その1。ザックはきちんと体に合わせて背負うこと。ザックに引っ張られると体勢が挽回できないんですね。その2は崖道の端は歩かないこと(あたりまえか)。縞模様の蛇の赤ちゃん(?)に気をとられて、足を出したところが崩れ…。隊長はじめ皆さんに引っ張り上げてもらいました。 篠突く雨の中、名栗湖畔に到着し、「さわらびの湯」で汗と泥を落としてビールで乾杯。一路、所沢の「百味」に向かいました。 実働時間 2時間35分
累積標高差 806m 累積歩行距離 6.2km |
〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜
JR「川井」駅にて一日3本のバスを待つ。 |
乗車してしまえば短時間で清東橋に到着 |
まだ雨は降ってきていません。緑をめでる |
棒ノ折山への登山口 |
見事なワサビ田。 |
ワサビ田の脇を登る |
Woody Kさん |
初参加アヒルちゃんと菊丸 |
頂上へ到着したときはしっかり雨に降られていました |
東屋にて完全装備の準備完了 |
雨のなか記念撮影。当然景色はまったくなし |
ぬかるみの階段を権次入峠へむかう |
今回は沢の下山コースを取ってみました |
なかなか変化があって面白いですが、・・・ |
写真が全てボケていてスミマセン |
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名栗湖畔の道を温泉へ |
場所は一挙に「百味」出口 |
何を叫んでいうのでしょうか? |
〆の記念撮影 |
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