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井手山岳会日本支部

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第204回:井手山岳会日本支部登山のご報告   

 

期日:37日(

 

行き先【中央線沿線/浜立尾根から滝子山(1,620m)】

 

コースタイム:

JR中央線「笹子」(8:59/9:11)〜(バス)〜吉久保(9:20)〜道証地蔵(9:54/10:00)〜浜立尾根入口(10:22)
南尾根合流点(12:06)〜浜立山(12:10)〜寂ショウ尾根合流点(12:28)〜南ピーク(12:41)
滝子山山頂」(12:52/13:43)〜尾根を外れるところ(14:38)〜JR「初狩」駅(16:14)

 

ちなみに前回は2007年の真夏に同じ尾根を登っていました

 

ルートマップはこちら    (提供konochan)     高度記録はこちら

 

滝子山は小金沢連嶺の最南端にあたる山で、いくつかある登山ルートの中で、今回は前回2007年の夏と同様に、笹子から道証地蔵、浜立尾根経由で頂上を目指しました。メンバーは隊長と、隊長と二人では心細かろう(!?)と大変なスケジュールをやりくりして駆けつけてくれたこのちゃん、菊丸の3人。

笹子から吉久保入り口まではバスを利用、道証地蔵までは舗装道路を登ります。道証地蔵は地図にもあるので、お堂でもあるのかと思いきや、かわいらしい路傍のお地蔵さんでした。そこで靴紐を締めなおし、山道に入ります。そして、すみ沢から赤いテープを目印に浜立尾根の入り口へ。はじめは針葉樹の森もありましたが、明るい自然林の中をひたすら登ります。雲取山の練習のつもりだった隊長は、「雪がまるでない」とかなりご不満の様子でしたが、それもそのはず南向きの斜面なんですね。雨または雪の天気予報が大きくはずれ、背中に日を受けながら「効率のよい上り」をひたすら続けました。隊長は「こんなにきつかったかなあ」を連発。「年とったんじゃない?」と女性軍。1100mあたりのところで、背後の山陰から甲斐駒ケ岳や北岳など南アルプスの山々が頂に雪をのせて登場。青空をバックに息をのむほどの美しさでした。

浜立山の山頂は、木に小さな札が下がっているだけのお地味なもので、うっかりすると見過ごしそう。ここから先は目指す滝子山の山頂を拝みながら進みます。まだかなり遠い! 寂ショウ尾根の入り口には『滑落多発』の立て札が。上るのはともかくとして、下りるのは気が進みません。急な上りの中でも、実はここから先がさらにきつかった。大きな岩が多くなるうえ踏み跡もはっきりせず、先を行っている隊長の姿も見えない中で、自分で歩くところを見つけていかなければなりません。いつも人の後をくっついて登っている初心者菊丸には新鮮な体験でした。もしかして、これが山登りの醍醐味のひとつかも?

頂上に着く前に、最高のプレゼントがありました。左手に富士山、右手に南アルプスを見渡せる絶景ポイント。頑張って登ったかいがあるというものです。このちゃんと菊丸は、ちょうどカメラを片手に登ってきた男性と一緒に、しばし絶景に見惚れていました。これは冬枯れている今ならではの美しさかもしれません。パノラマ

滝子山山頂はけっこうな混みようでしたが、お昼をたっぷりとってゆっくり休み、初狩方面へ下山を開始。途中、隊長は男坂へ、このちゃんと菊丸は女坂を下りました。女坂は落葉のたっぷり積もった広々とした斜面で、縄でコースが示されていなければ迷ってしまいそう。やがて尾根道と分かれ、沢沿いを右岸へ左岸へと渡り返しながら下ります。藤沢の集落へ出てからは、ビールを目指してひたすら早足になりました。

滝子山はなんといっても眺望がすばらしいし、きれいな自然林の中、沢ありゴロゴロ岩道ありでコースもいろいろ。季節を変えてまた上ってみたいものです!

 

〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 

 

いつもの笹子駅。今日の参加者は二人の○○さま

横着して吉久保までバスを利用。午前中に1本のバス

道証地蔵の手前には、縄張りした駐車スペースあり。これは活用できる!

大鹿峠への入口。最近大月市が標識の整備を実施したとか・・・

道証地蔵

ここで靴紐を締めなおして出発準備

ズミ沢の入口。夏にはお世話になるかも・・・

浜立尾根入口。標識はありまえん。

一本目にあたり

急登がつづく。かろうじて見える菊丸とこのちゃん

自然林の尾根をひたすら上がります。以前の記憶より登りがきつい。

浜立山。季節が違うとイメージも異なります。

寂ショウ尾根との合流点。以前は標識はありませんでした

南アルプスの山々

白根三山(左)と甲斐駒ケ岳(右)

富士山

隊長山頂に到着直後。シャリバテ状態でした

後続組みも無事山頂到着

被写体を替えて

下山前に記念撮影

黒岳(左)と雁ヶ腹摺山(右)

いつもと違い今日は初雁方面へ

檜平でチョット休憩

快調に下山する○○達

明るい尾根もこれまで。あとは初雁駅まで日影道をひたすら下る

 

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