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井手山岳会日本支部
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第197回:井手山岳会日本支部登山のご報告 12月特別企画 期日:12月27日(土)〜12月28日(日) 行き先【奥多摩/大岳山(1,266m)〜御岳山(原島荘宿泊)】 コースタイム: JR青梅線「奥多摩」駅[09:11]〜(タクシー)〜タクシー限界[09:30]〜海沢園地[10:13]〜 P1[11:30]〜大岳山山頂[12:45/13:50]〜鍋割山温泉[14:50]〜奥ノ院[15:11] ルートマップはこちら (提供konochan) 高度記録はこちら 2008年の忘年山行は、下りをケーブルカーにして大岳山・鍋割山〜御岳山の民宿泊としました。副隊長も是非!とのもくろみでしたが、惜しくも他の予定が入っていて欠席。副隊長の人柄や人徳についていつも聞かされている菊丸は、「あたしも早く副隊長に会いたいわ〜。すてきなイメージばかりが膨らんで先行しちゃってるよ!」と残念がっていました。でも、4月の高峰温泉以来の復帰であるタマちゃんを筆頭に、隊長、アユラ氏、菊丸、私を入れて5人のパーティーは大盛り上がりでした。 朝、ホリデー快速おくたま1号を奥多摩駅で下りてすぐ、ワゴンタクシーに乗り込みました。目指すは海沢(うなさわ)園地です。駅(標高345m)から鋸山の尾根を登るというコースもありますが、実動4時間半、岩場やハシゴもある上、大岳山頂(1266.5m)まで1000m近くも登るのは…ということで海沢経由にしました。地図を見てアユラ氏、「距離的に3分の1くらいじゃないですか!いいですねぇ〜!」「でも、高度差はなお700m以上はあるのですよ!」「うう〜…。まあ、頑張ってビールと赤ワイン&雪中梅を美味しく飲みましょう…!!」 タクシーは、海沢園地の手前1.5km付近で止まりました。なんでも、きまりでそこまでしか入らないことになっているとのこと…!念入りな準備運動の後、出発。海沢の谷をてくてく上っていきます。No.4の写真は、井戸沢から多摩川に流れ込んでいる滝です。よく見ると海沢の谷は、もともと断層にそってできたらしく、左岸の崖には地層がずれてこすれ、鏡面になっている所があちこちにありました。 海沢園地から大岳山への登山道には真っ白な残雪がありました。冷え冷えする空気の中、霜や雪を踏みしめて直登に近い道を登っていきます。こんな日の隊長の手は血の気が引いて真っ白。三つ釜の滝を見てから1時間ほど登ってやっと手に温かみがもどってきました。 急坂を上りながら、きれいだな〜と目に留まるのは「霜の花」。まるで白いスズランテープを裂いて、地面から生やしたような霜柱です。(No.14,15の写真)そうこうしているうちに沢を上り詰めて支稜線にでました。やはり尾根はいい。冬の柔らかい日差しを浴びながら、落ち葉を踏みしめて歩くとまもなく鋸尾根に突き当たって主稜線に出ました。さあ、山頂はもう少しだ。 大岳山の頂上からは、富士山や南アルプスが一望の下に見渡せます。すばらしい景色です。頂上でご飯を食べた後、もう一度、南の地平の富士山の雄姿にほれぼれ。一人「寒い寒い!」と一番南に背中を向けて立って体を温めるのは隊長。菊,タマ&この「ちょっと、オジサ〜ン!富士山の前に立たないでよ〜!」 「ふんっ!」わざと立ちはだかりいい景色を邪魔するオッサン悪ガキを姦し姐さんたちがポカッ! さて今日の昼はカップラーメンの他おにぎり、笹の葉寿司、リンゴ、ミカン、シュトーレン(ドイツのクリスマスのパン)と、豪華でした。満足したところでそろそろ2時になるので下り始めました。「海沢からの登り、距離は短かそうでも結構キツかったっすねえ。」と、アユラ氏。「そうね。でも鍋割山、御岳山までは尾根歩きだから地図で見る限り楽勝っすよ!」ところが、いきなりの岩場。(写真No.26) まあ、大岳山への上りほどではなかったものの、写真を撮る暇もなく1時間で一気に鍋割山頂上へ。鍋割山からは15分ほどで奥の院。「まあ、小さなかわいい祠。」と記念撮影。(No.30)ところがその3分後。「なあんだ、こっちが本物の奥の院かぁ!」(No.31)「さっき、あんなに丁寧に小さな祠に『二礼二拍手一礼』をしたのに〜!」(笑)本物にも「二礼二拍手一礼」。途中、クサリ場をぬけ、「天狗の腰掛け杉」を見てから本日の宿、「原島荘」へ到着。 夕食前に熊本の馬刺・アンチョビサラダとチーズ、赤ワイン(ポルトガル産、スペイン産)と新潟の銘酒「雪中梅」で一杯やって、みんなご機嫌。夜空の星と夜景もきれいだし、翌朝窓辺に来たヤマガラ(No.38)もかわいいし、お料理も美味しかった〜!手作りの刺身こんにゃく、八頭の含め煮や山芋のシンジョに至るまで、上品でリッチな味わいの年忘れでした。(Konochan) |
〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜
立川の駅で無事、指定の電車に集合できました |
準備体操に真剣なミドルエイジ軍団 |
出発前の記念撮影。このころから隊長の指先は真っ白け |
滝の名前は不明です |
海沢園地到着。指が動かずシャッターを押しにくかった |
沢沿いの道は残雪があるとわかりにくく、歩き始めの道標はありがたい |
歩きはじめ。北側なので雪が残っている |
三つ釜の滝 |
滝を見物後再出発 |
海沢園地から直接くるルートと合流 |
わさび田のためか、大岳山荘に物資を運ぶためか・・・? |
はじめての本格休憩 |
ここから傾斜がきつくなります |
何を指差しているのでしょう? |
このちゃんこだわりで、霜の写真を撮りました |
これも撮影このちゃん |
支稜線に出たところ。息がしんどそう |
主稜線に向かって歩きます |
気持ちのいい稜線 |
鋸山〜大岳山の主稜線にでたところ |
大岳山頂無事到着 |
顔が映らないのは、最初から覚悟の上での構図です |
人物なし@ |
人物なしA |
一人だけ照れくさく違う方角をゆびさすアユラシ |
大岳からの下りは一部険しいところがあります |
鍋割山山頂 |
奥ノ院へ登りはじめ。大分カメラを意識されているようで・・・ |
奥ノ院からの眺め |
奥ノ院での記念撮影 |
お尻を並べてお参りしています |
今夜の宿「原島荘」。旅館ですから当然歓迎してもらっています |
改めて「乾杯〜!」実は馬刺しと赤ワイン2本は既に到着後部屋で終了済みです |
食事もおいしいしお酒も弾む |
「あ〜。食った食った。」ご満悦のアユラシ |
ご機嫌の菊丸 |
お星さまがとってもきれいでした |
よく朝、窓際で餌付けしている野鳥。名前なんだっけ? |
朝食は、まだまだありました。 |
ケーブルカーのお世話になって帰路につきました。 |
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このちゃんのリクエスト⇒ |
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天狗の腰掛け杉です。奥の院から下りる途中にありましたが、隊長はどんどん先に行っていたから携帯で撮りました。皆で「面白い形の木だからネットに載せて」と言っていました。 |
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