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井手山岳会日本支部
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第193回:井手山岳会日本支部登山のご報告 期日:11月23日(日) 行き先【中央線沿線/奈良倉(1,349m)〜大マテイ山(1,409m)】 コースタイム: JR中央線「高尾駅」駅[08:01]〜JR中央線「上野原」駅[08:25]〜(富士急山梨バス)〜鶴峠[09:41]〜 奈良倉山[11:00]〜松姫峠[11:39]〜昼食[12時前後]〜鶴寝山[12:46]〜大マテイ山[13:32]〜大ダワ[13:56]〜 今回は大菩薩嶺(2008/11/01-02)の時の宿題だった大マテイ山(1409m)に行ってきました。登り口は鶴峠から。奈良倉山(1349m)を通ってです。これは大菩薩嶺から石丸峠を通って東に張り出す尾根の延長で、大マテイ山、松姫峠、奈良倉山の先は南東へ向いて権現山、扇山を経て最後は桂川へと切れ落ちていきます。 さて、中央本線 バスを鶴峠で降り、登攀開始。奈良倉山目指して登ります。途中、この尾根が多摩川と相模川の分水嶺との立て札。尾根を登りながら「私の右手に降った雨は多摩川へ流れて、左手に降った雨は相模川に流れ込んでいくのだな〜。雨は、わき水として浸みだしてくるまで200〜300年かかるそうだから、一昨日降った雨もあと300年後かぁ!」などと感慨にふけっているうちに見晴らしのいいところに出ました。思わず「わぁ〜!」と声が漏れます。東側の尾根は、まるで誰かが山並みの凹凸に沿って塗り分けたように深緑と紅葉の色が競い合っています。レイちゃん「不思議だなあ。なんで山の形に添って緑と紅葉なんだろう?」「深緑の所は針葉樹で植林した木。もみじの所は広葉樹林で雑木林なんだよ。」「でも尾根の片側が植林でもう片側はもみじだよね?」 K枝「ここまで植林して疲れてやめちゃったとか?」(一同爆笑) 効率の良い上りをハアハアいいながら進むとほどなく奈良倉山山頂へ。富士山がとてもきれいです。北海道出身のヒロマは「富士山がこんなにきれいに見えて感激だなあ〜!」と、携帯に富士の雄姿を何枚もおさめていました。 奈良倉山からあとはなだらかなハイキング道です。気持ちのいいことに左手にはずっと富士山。松姫峠を過ぎて、鶴寝山とのちょうど中間辺りで昼食。カップラーメン持参ですが、K枝さんお手製のサンドイッチも大量に。卵にハムにきゅうり、おいしくてみんなで完食。 鶴寝山を過ぎてからはブナやトチの巨木コースを歩きました。「日向道はよくない。巨木コースがおすすめだよ。」と、一生懸命手書きの地図を配りながら説明してくれた山梨バスのおじさんの薦めに従ったのです。冬枯れに近い巨木をめぐって樅の木の林に入ったら、道を外れて高みに向かって登るとそこが大マテイ山山頂です。記念撮影のあと、下り始めるとすぐに大ダワ(棚倉分岐1315m)へ。大菩薩峠からの道とここでつながりました。(地図) 下山は一気に小菅の湯(730m)まで。585mの高低差をほとんど一気に下ります。小菅の湯で汗を流した後、4時半のバスに滑り込みました。1人缶ビールを片手に持っている隊長に、K枝女史「あ〜っ、この野郎!自分だけ飲んじゃって!!」げんこつでポカン。「運転手さん、発車まであと3分くらいですよね。すぐもどってきますから待ってて〜。」大急ぎでビール4本買ってきました。これが楽しみだったレイちゃん&ヒロマ。美味しいおつまみがでるわでるわ。特にヒロマのおばあちゃん特製の「鮭ジャーキー」みたいな薫製は逸品でした。 立川でも「美味しい店に連れてってあげるね!」とはりきっていた隊長ですが、なぜか今日は「地鶏屋」も「しぇもと」も休み。じゃあここにしようと入ったのは初めての店でしたが、お通しも美味しくない、白ワインも冷えてない、バイトの店員も気が利かない…。ナイナイづくしに、隊長のアドレナリン値も上がりっぱなし。まあまあまあ…と、K枝女史が慰め、ヒロマ氏がワインが早く冷えるように氷を回し、なんとか豚モツ屋さんで口直しをして、今日の感動を締めくくりました。 |
〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜
鶴峠でバスを下車。これから登攀開始 |
多摩川と相模川の分水嶺であることを学習しました |
朝は気持ちがいい! |
奈良倉山山頂へ到着 |
富士見の展望台です |
富士山はこんな感じです |
松姫峠。ここはバイクでもよく通過します |
鶴寝山の手前で昼食。サンドイッチおいしかった。 |
鶴寝山 |
厳重に保護されているブナの大木 |
数あるコースをチェックするこのちゃん |
今回の最大目的地「大マテイ山」 |
大ダワです |
別にいちゃついて遅れているわけではありません。 |
大ダワにて。前回の大菩薩の下山コースとつながりました |
モロクボ平 |
力のない夕日を受けながら枯葉のなかを下山中 |
ビールお待たせ〜。 |
これから飲むわよ!目的地の立川も近い!(JR中央線) |
料理とワインのまずさに、店の選択の決断の責任を感じている隊長と慰めるK枝女史 |