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井手山岳会日本支部

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第185回井手山岳会日本支部登山のご報告  produced by H.Tanuma  

 
期日:7月19日()

行き先【中央沿線/宮地山(1,112.7m)

 
コースタイム:JR中央線「高尾」駅[7:46]JR中央線「大月駅」[8:278:38](バス)
奈良子入口[9:059:10]P1[9:409:50]P2[10:3010:40]P3[11:2011:25]
宮地山[11:4512:15]P4[13:0013:10]〜大岱山(おおぬたやま:1,179.8m)[13:15]
金山峠[14:0014:10]〜金山鉱泉[15:10](タクシー)JR中央線「大月」駅

GPSデータへリンクできますよ〜
 

皆様大変ご無沙汰しておりました。超多忙な隊長と腰痛からなかなか復帰できない副隊長との都合が合わず、6月は全く登れず、いつしか7月も後半。もちろん本意ではありませんでしたが、結果的にちょうど梅雨(気象庁によれば62日〜719)のあいだ開店休業していたことになります。およそ50日ぶりとなった今回は、<http://www.nurs.or.jp/~yide/051022J/2005.10.22J.html> 第103回以来の宮地山。図らずも梅雨明け当日の登山となりました。そして当然の如く夏本番のめっちゃ暑い日となりました。
 JR大月駅から上和田行きのバスに乗り、奈良子入口で下車。早速ジリジリと太陽が照りつけます。我々を降ろしたバスは、運転手だけを乗せて上和田方面へ発車。暑さで低山は敬遠されがちなのは仕方ないですが、あのバスの燃料代は一体誰が払っているのだろうと思ってしまう今日この頃です。ともあれ我々はしばし小俣川に沿って舗装道路を遡り、宝鏡寺薬師堂の裏手から見慣れた大月市の道標に導かれて山に分け入ります。ここしばらく誰も登っていないと見えて、蜘蛛の巣がびっしりなので小枝を振り回しながらの突入。でも思いの外しっかりした踏み跡なので、迷うことはなさそうです。
 濃い緑の中は舗装道路の上を歩くよりはるかにましなのですが、それでもとにかく暑い。風がソヨとも吹きません。だんだん頭がくらくらしてくるので小刻みに小休止して水分を補給。持ってきた水は見る見るうちに減っていきます。ともあれ、2時間半で宮地山到着。ふと気付いたのですが、昨夜買ったパンをザックに入れるのを忘れてしまっていて、隊長と木の実さんに多分なお裾分け頂きました。ここから大岱山まで引き続き踏み跡はあるものの、さっきまでとはちょっと違ってワイルドな雰囲気。と、思っているうちに、倒れた朽木の上にちょこんと座っているサルを発見。しかし声を上げる間もなく、さっと姿が見えなくなります。さすがワイルドな動物は惚れ惚れするほど敏捷です。やがて、ちょっと登り返すとセーメーバンとの分岐。さらに進むと金山峠へ向かう巻き道が右に分かれます。このあたりは一般的な尾根道とは違い、ちょっと地形が複雑。辺りを確認しながらくねくねと進むと大岱山に到着。さてあとは下山。金山峠に向かおうとするのですが、このあたりの道標には「金山民宿村」という文字はあっても「金山峠」と書いてあるものが少なく、非常に分かりづらい。地域振興か何かで知名度を上げようという気持ちは分からないでもないが、由緒正しい「金山峠」を差し置く姿勢はやや合点がいきません。
 ブナの巨木を過ぎてしばし進むと、先ほど分かれた巻き道と合流します。前回ここに来た際に不如意だった隊長は、さっきの分岐点までいったん戻り、再び大岱山まで登って地形を確認。いつもながらの飽くなき探求心を発揮します。納得がいったところで揃って金山峠へと向かいます。ここから一気に下降すると直ぐに沢沿いの道。水辺はひんやりとして気持ちがいい。てれてれと下ればやがて舗装された林道となり、満開の紫陽花に迎えられて金山鉱泉の玄関を潜ったのでした。

今回の実働時間:4時間45分
今回の累積登高差:1,111m
今回の踏破距離:9.6km

〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 

 

01】奈良子入口バス停前。看板には宮地山の文字はありません。

02】見た目以上に暑いです。

03】宮地山山頂。眺めは皆無ですが、しっとりした雰囲気。

04】緑が濃いです。このあたり、大岱山の手前はちょっと原始的な雰囲気。

05】順調に大岱山に到着。

06】標識には「白ブナ 樹齢300年」とありました。

07】一旦戻って大岱山周辺の踏み跡を確認する隊長。あくなき探究心。

08】金山峠への道標はいっぱいあるにも拘わらず分かりにくいです。

09】金山峠。ここから一気に下ります。

10】沢が出てきました。

 

 

11】小さな滝。飛び込みたい。

12】沢沿いの道は涼しくて気持ちいい。

13】金山鉱泉の手前は紫陽花がいっぱいでした。

 

 

 

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