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井手山岳会日本支部

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第184回井手山岳会日本支部登山のご報告  produced by H.Tanuma  

 
期日:5月31日()
行き先【奥武蔵/越上山】
 

コースタイム:西武秩父線「吾野」駅[9:159:20]〜顔振峠[10:2010:30]〜諏訪神社[10:42]
越上山[10:55]〜一本杉峠[11:25]〜黒山鉱泉館[12:1513:10]〜黒山BS[13:15]
(バス)JR八高線「越生」駅[13:30]

 

 今日もやっぱり朝から雨。今頃にしてはまったく良く降りますが、3回連続して朝から雨というのはたぶん井手山岳会日本支部では初めて。それでも懲りずにまたまた行ってまいりました。今回は、隊長の要請により最終目的地は越生の蕎麦屋「梅の里」に行こう!ということになりましたが、もちろん、山に登らず店に直行しようということではないので、事前のリサーチで何とか捻り出した結果、先ず<http://www.nurs.or.jp/~yide/050101J/2005.01.01J.html> 66回以来の顔振峠を上がり、越上山、一本杉峠、鼻曲山、桂木峠を経て、「<http://www.yuupark.com/information/frame.htm> ゆうパークおごせ」で汗を流し、最後は「梅の里」で酒と蕎麦を嗜もうという算段をしました。今回も参加者は2名ですが、この近所にお住まいのレイコさんから、下で待っているから早く下りてきて!との連絡を受けたため(違ってた?)、さっさと登ってさっさと降りることにしました。
 久しぶりに乗った長瀞・三峰口行き快速急行は、飯能駅に着く頃にはガラガラ。今日も(我々を含めた)奇特な登山客はごく僅か。吾野駅に降り立ち、トラックが水飛沫を撒き散らしながら走る国道299号線をちょっと東へ下ってから林道へ。すると突然の静寂に包まれ、しとしと雨が落ちる中を北上すると、やがて川床のように水が流れる山道に入ります。標高400mを越えた辺りに集落が広がり、天気さえ良ければ秩父の山並みが望めるところ。顔振峠はもうこのすぐ上です。峠に着いても人影は全く無し。数ある茶店も今日は開店休業状態の様子。周囲の眺めは全く無いし、単に佇んでいても間が抜けた感じなので先を急ぎます。ここから先は暫く車道を南へ進み、カーブの手前で左の山道に入ります。山道と云っても3人並んで歩けそうな立派な道。その道の先には諏訪神社。ここからは黒山に下る道もあります。我々は駐車場の奥からさらに西へ。顔振峠からここまではほぼ平坦でしたが、越上山に通ずる分岐からはちょっと露岩交じりの登り。でもそれもほんの一息で山頂に到着。雨がしとど降る侘しい山頂では長居は無用ですぐに分岐へ戻り、平坦な道をまた西へ。林道を跨いでさらに山道を進むと分岐で、右はユガテ方面。今日は左の道に入ります。
 このあたりから所々で「越生 チャレンジコース」と書かれた道標を目にするようになり、その行先は我々の目指す桂木峠と一致しているように思われ、ならば何も考えずに道標に沿って行けば問題ないと思われたのですが、結果的にこれは大間違い。一本杉峠の先で、明らかに件の道標は尾根から外れ左の沢に向かって下るようになっていたのを、0.5秒程度疑っただけで素直にその通り下ってみると、どんどんと下る一方で、そのうちに立派な林道に出てしまう始末。とはいえ、奥武蔵の場合は稜線であっても林道が走っているので、未だ疑いは半分程度。ところが、そのうち黒山鉱泉を指す道標が現れるに至り、どうもこりゃ違うね、と思った時には殆ど下界に差し掛かっており、天気が天気だけに最早尾根道に戻る気力もなく、そのまま足任せに下るのみ。結果として、昼食をとる間もなく、思ってもみなかった黒山集落に着いてしまいました。これはもしかしてレイコさんの念力かもね、と云いつつ、ともあれ降りてきてしまった以上はこれで登山モードは終了、黒山鉱泉館に向かいゆったりと湯に浸かったのでした。
 湯上り後、我々以外に一人しか乗っていないバスで先ず越生駅へ移動し、予定以上に待ち合わせ時間が早まったおかげで慌ただしく家事を済ませてきたレイコさんと目出度く合流しタクシーに乗車。結局、途中を大幅に省略して最終目的地「梅の里」へ到着(つまりここが一番重要度が高いということ(^^)。つまみと酒を頂いた後、目当ての蕎麦を十分に堪能しました。と、それで勢いがついたのか、かの東松山に行って飲みなおそうということになり、越生から電車で移動してから3軒もハシゴをしてしたたかに飲んだのでした。なんだかよく考えてみれば、雨の中わざわざ山を越えて飲
みにきただけでした。(「じゃあいつもとどー違うのよ!」というご批判は甘んじて受けます。)

今回の実働時間:2時間45分
今回の累積登高差:661m
今回の踏破距離:9.4km

〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 

 

01】吾野駅前から右に行きます。

02】今日も最少催行人数の2名。駅前も閑散としています。

03】顔振峠へ向かう何の変哲もない林道ですが・・・。

042005年の元旦ではこうでした。

05】顔振峠手前の集落に出ました。本来、眺めが良いところですが・・・。

062005年の元旦ではこうでした。

07】顔振峠に到着。全くひと気無し。湿気ですぐ眼鏡が曇ります。

08】諏訪神社。当然の如く人影なし。

09】越上山もやっぱり我々だけ。ただ証拠写真を撮るのみ。

10】ここからちょっとマイナーな道に入り込みます。

11】一本杉峠。その名の通り、でん、と杉の木があります。

12】今日の花。コアジサイですかね。

13】ちょっと「東山魁夷」風じゃないですか?

14】図らずも、もう温泉に降りてしまいました。まっ、いいかっ!

15】黒山鉱泉館の湯。なかなかです。

 

 

 

16】蕎麦屋「梅の里」で、目当ての焼き味噌を頂きました。

17】レイコさんと東松山で3件もハシゴしてしまいました!目がイッてます。

 

 

 

 

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