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井手山岳会日本支部

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第176回井手山岳会日本支部登山のご報告  produced by H.Tanuma  

期日:3月15日()〜16日()
行き先【奥日光スノーシュー遊び第2弾/光徳〜切込湖・刈込湖〜日光湯元】

 
コースタイム:「東武日光」駅[9:40](バス)〜「光徳温泉・日光アストリアホテル」[10:5011:30]

1,580m付近[12:2013:00]〜山王峠[13:4513:50]〜涸沼[14:3514:40]〜切込湖[15:20]

刈込湖[15:4015:45]〜小峠[16:1516:20]〜分岐[17:0517:10]

金精有料道路ゲート[17:3517:50](送迎車)〜「光徳温泉・日光アストリアホテル」[18:00]()

また奥日光へ行ったんですか!?と仰る方も多いかと思いますが、以前にもご報告したように、調べれば調べるほど奥日光はスノーシュー遊びをする条件が整っていて、ついつい来てしまいます。(つまり、安易な雪山を追求すると奥日光になってしまうということです、^_^) 先月の奥日光は最高気温−8でブルブルでしたが、今回はなんと+18でぽっかぽかの快晴。今年の根雪が急速に融けてしまいそうです。寂しい。今回は、隊長、小生のT川高校の同期生である木の実さんが初参加。暫くぶりの山とのことですが、体を張った(?)仕事をしている(小学校の先生)せいか、全く元気一杯でスイスイ登ります。

コースは、先ずは光徳から山王峠に登り、余力があれば涸沼往復、できれば切込湖・刈込湖に行こうという算段。このあたりはもう3回目なので、結果的にこれまでの集大成でもあります。木の実さんのスノーシューはアストリアホテルで借り(スノーシュー:1,000円、ストック500円)、光徳牧場から装着して出発。気温のせいで雪の表面はシャーベット状ですが、下の方の雪は結構フカフカなので、つぼ足ではやはりスコンと落ちてしまう。こんな状態でもスノーシューは威力を発揮します。
 山王峠に登るコースは、そこそこのトレースがありました。標高1,500mあたりからやや勾配がきつくなり、なだらかになったところで昼食。あたりは白樺混じりの林で空の青さとのコントラストも申し分なし。風も無く、鳥も鳴いていないので全くの無音。振り返れば木々越しに雄大な男体山の姿や、その右手には戦場ヶ原の白原が見えています。今日は気温が高いのと、最新鋭のバーナーを調達してきたことで、首尾良く沸騰してちゃんとしたカップラーメンを食することができました。ここから山王峠までは一息の登り。於呂倶羅山(2020,4m)がなかなかの風貌で望めます。次にここに来る時に目指すはこれだね。
 さて林道沿いにトラバースしてから涸沼目掛けて下り。で、久しぶりのシリセード。それにしても切込湖・刈込湖には水があって、どうして涸沼には水がないんでしょうか。標高はむしろ涸沼の方が低いくらいだし、広さだってこっちの方が断然でかいです。地下に穴ぼこでもあって何処かに流れ出ちゃうんですかね。謎です。(誰か知っている人、教えてください。)
 涸沼からはいったん、谷沿いのトレースを辿ってからゆるやかに下ると、突然、切込湖が目に入ってきます。こんなところに湖ができてしまうところが、この辺りの地形の複雑さを表しているかのようでなかなか興味深い。もちろん、今も未だ雪に閉ざされていて、まさに静寂の中に佇んでいます。刈込湖はこのすぐ先にあって、殆ど繋がっているようなもの。どちらも一見氷結しているようですが、湖面を歩いてみると思いの外、水が浮き出してきます。で、抜き足差し足で湖岸に離れるのが無難。刈込湖の西岸に出れば、先月の折り返し点に着いたことになり、もうあとは勝手知ったる道なので安心。すいすいと小峠に出ます。ところが好事魔多しとは良く言ったもので、湯元温泉街に下るトレースを辿っているつもりが、気が付いてみるともう一つ東側の道に入ってしまったようで、思わぬ遠回りを強いられることに。フラットな道なので恐らく林道と思われますが、そのためにずいぶんと遠回り。精神的にも肉体的にもやっとこさで車道に出たところは、ちょうど金精有料道路のゲート。光徳経由の最終バスは既に行ってしまった時間なので、先ずはタクシーを呼ぼうとアストリアホテルに電話してみると、タクシーももういない時間とのこと。ぐずぐず粘っているうちに「じゃあ、そこに迎えに行きましょう」と言ってくれ、さすがアストリアホテル!終わり良ければ全て良し、ということになりました。
 宿に着けば先ずは風呂。本格的な温泉に漬かれば身も心もほぐれます。夕食の後、部屋に戻ってワインを傾けながら高校時代の話題に花が咲きました。翌日は日曜日なので帰るだけ。意外と込んでいるバスで東武日光駅へ直行し、旨い具合の特急が無かったので、区間快速でトコトコ浅草へ。そして締めは前回同様、「小柳」でうな重を頂きました。美味です。

今回の実働時間:5時間0分
今回の累積登高差:554m
今回の踏破距離:9.8km

〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 

 

01】中禅寺温泉バス停前で。今日は雪が殆どありません。

02】日光アストリアホテル前。これから出発です。

03】早速スノーシューで快調に進みます。今日は雪が腐ってます。

04】正真正銘の快晴。

05】昼食の準備中。今日は沸騰してくれました。

06】木立ち越しに見る男体山。


07】こちらは戦場ヶ原方面。

08】チキンラーメンをくれたのではありません。膨らんだ様子を撮りたかっただけ。

09】山王峠から見る男体山。

10】今日はほんとに穏やかな日和です。

11】こちらは於呂倶羅山。何れ登らなくてはなりません。

12】木の実さんが滑ったところ。横滑りに弱いスノーシューです。

13】眼下に見えてきた涸沼。文字通り水は無し。何でだろうね?

14】涸沼あたりは雪も少ないです。

15】振り返ると山王帽子山。こちらから見ると威風堂々としています。

16】切込湖の縁を恐る恐る歩いているところ。

17】こちらは刈込湖。やっぱりちょっとこわい。

。【18】小峠に到着してほっとしたところ。でも未だ先は長いのでした

19】ようやく車道に出ました。丁度、有料道路のゲート付近。疲労困憊。

20】これから部屋で一杯やります。先ずは白ワインから。

 

 

 

 

21】これが朝食。夕食はやっぱり今回も撮り忘れました。

 

 

 

 

 

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