Welcome to our Web Site !
井手山岳会日本支部
p071231
ホーム | 次回山行案内 | 写真集トップ | JapanOB/OG会 |参加者募集 | 掲示板
第171回井手山岳会日本支部登山のご報告 produced by H.Tanuma いつもの高尾駅8:01発甲府行きの電車は流石に閑散としていて、やはり大晦日に山登りするのはやや世間のはみ出し者?、という雰囲気がそこはかとなく醸し出されていますが、それをモノともせずに行ってまいりました。今回は第17回<http://www.nurs.or.jp/~yide/031123J/2003.11.23J.html>
以来の笹子雁ヶ腹摺山を、北尾根からアタックしてみました。第129回<http://www.nurs.or.jp/~yide/060930J/2006.09.30J.html>
には米沢山北尾根を登りましたが、そのすぐ西隣の尾根を登ろうというもの。冬型の気圧配置が強まり、この冬一番の寒さとのこと。ほぼ一年ぶりにトモちゃんを迎え、伯父にあたる凹さんを含め4人での山行です。
馴染みの甲斐大和駅に着き、ガラガラの電車から降りたのは我々だけと思いきや、もうひとかた、単独行の人がいらっしゃいました。互いに「酔狂な人(達)ですね」と目でエールの交換。駅から甲州街道を東京方面へ進み、道の駅から林道に入ります。あたりは数日前に降ったのか、うっすらと雪化粧。日影は冷えます。米沢山北尾根の登り口を通り過ぎ、棚小屋沢橋を渡って北に回り込んだところに東京電力の「No.208↑」の標識があり、さらに手書きで「笹子雁ヶ腹摺山登山口」とあります。北尾根の途中には送電線の鉄塔があるため、ならばきっと巡視路があるはずでそれを拝借しよう、と思っていたので狙い通り。でも確かにいつものような黒いプラスチック製の階段が設えてありますが、猛烈な急勾配でちょっと怯んでしまいます。そのうち傾斜も緩んでくるだろうと思いながら、ずり落ちそうな階段をなんとかよじ登っていくと、その先も延々とけっこう険しい尾根の登りが待っています。
途中、ややなだらかなところもあって、背後に甲州高尾山などの眺望が得られますが、No.208鉄塔を過ぎても概ね一本調子の登り。でも凍っているところは無く、快調に高度を稼ぎます。左手に見える米沢山と同じくらいの高さになるころ漸く傾斜が緩み、稜線の縦走路に出ます。もう山頂は目の前。残念ながら富士山も南アルプスも八ヶ岳も雪雲の中ですが、2,000mに満たない低山はほぼぐるりと眺めることができます。日射しはありますが気温が低いせいか冷たい風のせいか、お湯が沸くまでは少々時間がかかります。でも出来上がったカップラーメンの旨いこと!
こんな日には誰も登ってこないだろうと思っていたら、米沢山方面から単独行の人(駅で会った方とは別人です)がやって来て、新田の方へ降りていきました。さてコーヒーも飲んだら下りにかかります。頂上直下だけはちょっと急降下ですが、凍ってはいないので安心。No.209鉄塔を過ぎ小路沢ノ頭を越えればもう足任せに下るだけ。笹子峠経由で旧甲州街道を下ることも考えましたが、やっぱり山道の方が多少なりとも楽しいので、送電線に沿って日影集落へ降りることにします。眠気を誘うほどのなだらかな尾根道を下っていると、勢い余って右手の尾根に入り込みましたが、途中で気付いて左の尾根へ。もう日影集落は目の前です。 甲斐大和駅から電車に乗り大月駅で途中下車。いつもの「よしの湯」で暖まったら近くの「正華」でビールと餃子を頂き、また駅に戻り「ホリデー快速河口湖号」で立川へ移動。仕上げは「しぇ・もと」で「蕎麦屋で一杯コース」(1,900円)を注文、酒は大吟醸「王禄」と、世間並みに年越しそばを頂きました。締め括りとしては申し分ありません。 |
〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜
【01】甲斐大和駅前、ここから歩きです。今日も良い天気。 |
【02】甲州街道を笹子方面へ。流石に今日は車が少ないなー。 |
【03】右手が道の駅、奥の山が笹子雁ヶ腹摺山です。鉄塔も見えています。 |
【04】ここが北尾根の登山口。うっすらと雪化粧。立ち止まっていると寒いです。 |
【05】のっけから急登。 |
【06】まだまだ急な登りが続きます。でも寒いので丁度良いかも。 |
【07】ちょっと緩んだところ。背にした山は甲州高尾山あたり。 |
【08】NO.208鉄塔に到着。結果的に雪が強調されていますが、我々を撮ったつもりです。 |
【09】縦走路にでました。 |
【10】山頂で記念撮影。背後の雲は奥秩父方面にかかる雪雲なのでしょう。 |
【11】今日はとりわけカップラーメンが旨いです。 |
【12】コーヒーも旨いです。 |
【13】笹子雁ヶ腹摺山直下の下り。ちょっと急ですが滑る心配は無し。 |
【14】尾根の途中にぽっかり落とし穴。言わば自然のイタズラ。右は崖です。 |
【15】銀行強盗ではありません。寒がりの凹さん。 |
|
|
|
|
|
【16】恐る恐る「しぇ・もと」に行ってみたら、やっていました!さすが大晦日! |
|
|
|
|