Welcome to our Web Site !
井手山岳会日本支部
p071124
ホーム | 次回山行案内 | 写真集トップ | JapanOB/OG会 |参加者募集 | 掲示板
第169回井手山岳会日本支部登山のご報告 produced by H.Tanuma
秩父さくら湖の西岸に連なる山は、秩父鉄道の駅から直ぐ登られるし、せいぜい標高1,000m程度しかないのですが、行ってみると踏み跡も不確かな野趣ある領域。何故こんなところに触手を伸ばしたのかと言えば、一週間前、今倉山北尾根の帰りに京王線のつつじヶ丘で、隊長に呼ばれて凹さんと3人で飲んで居たときに遡ります。翌週の計画を話し合っていたのですが、やや飲み過ぎたようで、決定まで至らず今週はお休みだ!という結論だったと思っていました。ところが前々日になって隊長から確認のメールで、秩父の飲み屋をゴールにした計画はどうなっているのか、と問い合わせがあり、エー?!と思いながらも慌てて行き先を調べ始めた次第。全く記憶が飛んでいました。ところが、奥多摩や中央沿線もさることながら、奥武蔵・秩父方面の山は、我々のトレースが無いところが本当になくなってきているのです。「であれば同じ所に行けばいーじゃん!」と思う方も多いかと思いますが、出来る限りフレッシュなターゲットを選びたいのが悲しい習性でして、四苦八苦してネットからようやく絞り出したのが今回の山だった訳。無理矢理絞り出しただけあって、篠戸山そのものをターゲットにした山行記録は見あたらないので、ちょっとリスキーであるものの、記録としては価値があるかも知れません。 秩父鉄道 この先は地図が示すとおり両側がすっぱり切れ落ちた細尾根で、どちら側からも直ぐそばに沢の音が聞こえて来るというちょっと希有な地形。でも物見遊山的気分もここまで。目の前には壁のような尾根が待ち構えていて、しかも道らしい道は無いので真っ直ぐ登るのみ。足首の関節の硬いヒト(小生も含まれます)には厳しい勾配が450m余り続きます。適当な間隔で立木があるので手掛かりとして役立ちますが、これが無いとちょっと大変なところ。体育会系の登りが漸くと緩んだら、そこが主稜線でした。もう篠戸山はすぐ目の前。山頂と思しきところには紙に書いた手書きの拙い ここからは基本的に下りなのですが、962m峰も大反山もかなりハードな下り。道としてはあまりこなれていない荒々しさがあります。などと思っているうちに、若御子山に到着。この山はガイドブックにも載っているのでもう安心。ここからは秩父さくら湖が見下ろせます。と、よく見るとこの頂上直下はどうもすっぱりと切れ落ちた断崖になっている様子。北面に下り始めるとやっぱり結構な急降下で、とても一般向きの範疇ではなく、安心するのは未だ早かったらしい。それでも赤テープやトラロープがあるので、なんとか降りていくことができます。傾斜が落ち着いたそこには祠があって、ちゃんとした道にでます。あとは標識に従って黄昏れせまる国見広場を経て、九十九折りの道を秩父さくら湖へ。湖畔の車道に出て、ダムを過ぎればそのまま足任せに下り浦山口駅に到着。今日は結構歩きました。 お花畑で下車し、いつもの「クラブ湯」で身体を温めたあと、やっと最終目的の居 |
〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 〜
【01】武州日野駅前。急の誘いにも拘わらずレイコさんも参加してくれました。 |
【02】登り始めは程々の傾斜。歩きやすいです。 |
【03】標高560m付近にある鉄塔に到着。明るいですが意に反して眺め無し。 |
【04】580m付近はなだらかな細尾根。両側から沢の音が聞こえる珍しい場所。 |
【05】一転して標高差450m余り続く急登。 |
【06】アキレス腱がひーひーいってます。 |
【07】ちょっとだけたおやかな場所がありますが・・・。 |
【08】この先もまだまだ体育会系の急登が続きます。ここは下るところじゃ無いね。 |
【09】主稜線に出ました。「引き返す勇気も必要・・・」とありますが、御免こうむります。 |
【10】篠戸山到着。ちょっとだけの日溜まりで昼食。 |
【11】下りの途中で両神山が見えました。今日も良い天気です。 |
【12】962m峰の下り。ここも急です。 |
【13】クタシノクビレという鞍部に着きました。 |
【14】大反山山頂にて。植林帯なので眺望は全くありません。 |
【15】大反山の下りも急降下。 |
【16】若御子山の手前の日溜まりで小休止。 |
【17】ようやく若御子山到着。ここから恐怖の下りが始まりますが、未だ気付いていない。 |
【18】秩父さくら湖が見えました。まだ下まで結構あります。 |
【19】あまりの急下降に、ご婦人方のぼやきが聞こえてきます。 |
【20】国見広場から見た両神山の眺め。ここでカメラ電池切れ。失礼! |