Welcome to our Web Site !
能登半島(バイク)
p070920b
ホーム | 次回山行案内 | 写真集トップ | JapanOB/OG会 |参加者募集 | 掲示板
今年が、永年勤続25周年の表彰の年にあたり、通常より多い休暇の取得できる年であったため夏休みに「みちのく一人旅(バイク)」をエンジョイしたのは既にご報告のとおり。はじめての経験ながら楽しい思い出をつくることができました。現在閑職にある小生も流石に9月末には戦線にもどされるであろうという予想のもとに、9月の3連休は思いっきり楽しむべく「山登り〜9月企画もの」として「八ヶ岳縦走」を考えていたが、相棒が致し方ない理由で参加できなくなってしまった。そこでこれがまたせっかちな小生の性格なのだが、ただ計画なく3連休を過ごすことなど考えられない。流石に「有給休暇も既にチョット取りすぎか?」とも考えたが、「ままよ!業務上支障なく休暇を取得できる環境を最大限活用すべし!」との結論を一瞬しにして決断し、3連休に有給休暇を2日プラスして「能登半島(バイク)」を決行した次第であります。 能登半島を選んだ理由は、前回の「みちのく一人旅(バイク)」で男鹿半島から鳥海山までの日本海の印象が抜群によかったこと。こんな機会でもなければ能登半島めぐりをすることもあるまい・・・。(同様の発想で結果的には結構いろいろチャレンジしているような気もするが・・・。)ついでといっては申し訳ないが松本で単身赴任する大塚さんの住処も訪ねてみたいし・・・。ということで「妙高〜能登半島〜飛騨高山〜松本」という4泊5日の本企画「能登半島(バイク)」を決行した次第であります。以下写真をご覧下さい。 ロングツーリグも2回目ということで随分と気分も楽でした。 第1日目 2007年9月20日(木) 走行距離 346km 調布〜(中央高速)〜須玉I.C.〜(国道141号)〜小諸〜(国道18号)〜長野善光寺〜 写真にはありませんが、大昔に泊まったペンションを訪ねてきました。国道141号線を走行時に、学生時代に友人と二人でまだではじめたばかりのペンションに泊まりに来たことを思い出した。当時の清里は、その後の賑わいやブームとはまだ無縁の静かな土地。確か銀行を早期に退職されたご夫婦がやっておられるペンションでそのお人柄が大変印象的。当時二十歳前であった自分も早その年になったかと思うと感慨深く訪ねてみることに。当時は国道141号線から見渡せる場所にあり、清里駅から歩いたが、現況はまったく別次元。あたりをつけて国道から奥に入って探すとありました。ペンションの名前も変わり、代替わりしていましたが、運よく当時の「奥さん」と再会。ご主人も本日は「老人会の会合」で留守だそうだがお元気とのこと。突然の訪問を大変喜んでもらいました。 国道141号に戻り、天気もよく道も順調。小諸のダイソーで100円の地図を入手し、マクドナルドで100円アイスコーヒーと100円ハンバーグで昼食。急ぐ旅でもなく上越高速にも乗らず、国道18号をとろとろと。善光寺に立ち寄り、妙高高原到着。燕温泉の無料露天風呂を見学し、セブンイレブンで夜の飲み薬とつまみを入手し、宿屋へチェックイン。宿泊客は小生と別の一人旅男性の計二人だけの静かな宿でした。 |
第2日目 2007年9月21日(金) 走行距離 483km 関温泉〜(国道18号).〜直江津〜(国道8号・主要地報道59号高松津播線)〜白尾 さて、今日は主目的の能登半島へ到着しなければならい一日。また到着後どの程度能登半島を回れるか? 旅館の朝食開始時間が遅かったので事前に「朝食なしプラン」とし、朝風呂につかってさっそく出発。妙高を左に見ながら国道18号を北上。直江津に向かいます。直江津で国道8号にぶつかり左折するとやがて国道8号は日本海のふちを走ります。「市振の関」付近までは海沿いをへばりつくように走っており素晴らしいツーリグコースといえます。そこから先、国道8号は海沿いを離れ市街地を走ります。この辺はタラ汁が有名らしくその辺の一軒に飛び込んで味わいました。少々味は薄口でしたが、店のなかにいたおじさんたちがいろいろ教えてくれて、なかでも「今日から秋の交通安全週間だから、レーダーのスピード違反取締りをやっているよ。国道8号は大丈夫だが旧道に入ったら要注意とのこと。」のアドバイスは大変ありがたく、その後何度かレーダー取締りに出会うも無事でした。海沿いを離れてすっかりつまらなくなった国道8号線と地道を乗り継いで、「能登有料道路」の白尾に出ます。これまた大感激。(下記写真ご参照) 恵まれた天気に感謝しながら能登半島の西側を北上していきます。能登金剛、ヤセの断崖、輪島等を通り、能登半島の先端部分に向かいます。行き着けないことを懸念して、宿は能登半島中部の「和倉温泉」にとっていましたが、むしろ先端部に確保しておくべきでした。半島中部に戻ることが苦痛となります。半島の東側に回ったときには既に日も傾き、東側はゆっくり景色を楽しむ余裕もなく無料ですが準高速道路のような「珠洲道路」と有料の「能登道路」をスピード違反のレーダーを気にしながら走り続け、宿に着いたのはとっぷりと日が暮れた7時過ぎでした。しょっぱい温泉につかり、ビジネスパックの夕食を済ませ、近くのスーパーで仕入れた酒とつまみで無事就寝となりました。満足の一日。天気に本当に恵まれラッキーです。 |
宿泊した旅館「せきぜん」の前で。朝食なしプランで早々に出発しました |
今日も晴天。 |
左の高い盛り上がりが「妙高山」だと思います。国道18号から。 |
日本海に出てきたところ。場所は「うみてらす名立」。ここは宿泊もでき、海鮮も楽しめる施設のあるところです。次回の宿泊候補地。 |
JR「糸魚川」駅 |
3年前の夏、田沼とここで列車を乗り換え直江津に向かった |
断崖がそそり立つ古来の旅人の難所 |
思わずシャッターを |
向きを替えてもう一枚 |
ついでに自動シャッターで本人も・・・ |
「能登有料道路」感激のあまり、路肩駐車して撮りました。 |
公に駐車できる場所で撮りなおし。 |
一枚でいいのにね。 |
主要地方道35号志賀富来線にて撮影 |
のどかな景色ですが近くに志賀原子力発電所があります |
能登金剛にて。ゼファー750に乗るライダーに撮ってもらいました。 |
世界一ながいベンチだそうです。 |
断崖中の断崖。「ヤセの断崖」。松本清張「ゼロの焦点」の舞台だそうです |
残念ながら現在立ち入り禁止となっていました |
似たような?景色を撮影 |
午後の日差しを受ける海をバックに |
すず塩田村近辺 |
能登半島西側の国道249号線の最先端付近 |
黒瓦の集落 |
能登半島東側の珠洲鵜飼の軍艦島 |
第3日目 2007年9月22日(土) 走行距離
220km 和倉温泉〜(県道257号・主要地方道七尾能登島公園線)能登島周回〜七尾〜(国道160号)〜 この日の朝は能登半島からはじまります。前日能登半島をほぼ回り、宿に着いたのは暗くなった7時過ぎ。時間切れで回れなかった「能登島」からのスタートです。「能登半島」の真ん中に「能登島」があるなんて知りませんでした。2箇所の橋で能登半島とつながっています。一箇所は和倉温泉から。一箇所は中島方面から。興味のある方は能登半島の地図を見て下さい。能登島周回を終わると七尾にでて、国道160号線を氷見方面に戻ります。この国道も素朴な国道で景色抜群。本来であれば富山湾の向こう側に立山連峰が見えるそうです。残念ながらガスぽくって立山連峰は見えませんでした。その後国道472号線と主要地方道25号線で笹津に出て国道41号に合流。この国道472号線は、「国道」とは名ばかりで場所によっては農家の裏の竹やぶを抜けていくようなところすらありました。富山と飛騨高山の土地勘・距離感がなかったため、飛騨高山に直行してしまいましたが、本来であれば、高速「能越道路」を使用して一挙に「白川郷」に飛び、そこから苦労してでも飛騨高山に向かうべきでした。反省! 昼過ぎには、早々に宿泊先のビジネスホテルに到着。コインランドリーで必要な洗濯を済ませたあと、飛騨高山の「古い町並み」に出かけました。宿が少しでも離れていたら結局「古い町並み」にも行かないであろうとの読みで、宿をわざわざ街中のビジネスホテルにした次第。あまり乗り気もしませんでしたが、ムチ打って散策。決して面白くないわけではありませんが、一人で見ているとだんだん虚しくなります。(スイスでいやというほど味わった)。夕方からは送迎付の「日帰り温泉」にでかけリラックス。一人ぼっちで飲み屋で飲むのもさえないので、ホテルの一階のコンビニで酒とつまみを仕入れて部屋でチビチビやりました。コンビニが階下なもので、何回か買い足しにでかけ、いつものようにやや飲みすぎの就寝となった次第です。ツーリング半日、洗濯プラス市内観光半日のような一日でした。 |
能登島から西側「中島」方面にかかる橋 |
確か橋のうえから見た風景 |
能登島の北面の海。初冬の季節には海の色が何色にも変わるとか |
能登半島独特の黒瓦の家々。 |
もと来た橋を渡って和倉温泉に戻る |
本来であれば、富山湾の向こうに立山連峰がみえる。国道16号線より |
飛騨高山の「古い町並み」 |
観光客で賑わってます |
この向かい側はい有名な「日下部民藝館」? |
桜山八幡宮の前の通り |
|
|
|||
「寂しそうなお兄さん!」一人でどうしたの? |
飛騨国分寺の三重塔 |
同じく飛騨国分寺 |
|
|
第4日目 2007年9月23日(日) 走行距離
145km 飛騨高山〜(国道158号)〜平湯〜(国道471号・県道475号にて新穂高温泉往復)〜 今日はお昼には松本に到着していなければなりません。国道158号線を飛騨高山から平湯に戻り、まずは松本と反対方面の新穂高温泉方面へ。やまぎわに連なる西穂高のロープウェイを見ながら、「スイスでも一人でよく行ったなァ〜」と思いながらバイクにまたがっておりました。一応値段を聞いてみると第2駐車場から往復で2700円。ありがたく遠慮しておきました。少し道を引き返し、槍ヶ岳が見えるという絶景の露天風呂へ。露天風呂は質素な宿かと思えば、雰囲気をたっぷりだした新しい宿。「るるぶ」等では絶大な人気と思われます。その後平湯まで戻り、天気がやや心配でしたが、バイクなので安房トンネルは遠慮し、安房峠越えで松本に向かいます。松本ではレンタカーを用意していた大塚さんと高速バスで来たタマちゃんとグッドタイミングで合流。大塚邸に荷物を放り出し、美ヶ原へ向かいました。ところが途中から天気は悪く、霧で真っ白。何も見えずにただ「美ヶ原へ行った」だけに終わりました。温泉につかったあと、車を置いて松本の街へと向かいました。馬刺し、大塚さん御用達のラーメン屋、大塚邸と食べ、飲みまくったのはご想像の通りであります。 |
本来であれば、雲の立ち込めているあたりに「槍ヶ岳」が少し見えるそうです |
「槍見館」にて立ち寄り湯。500円なり |
雰囲気のあるところで一枚。このあと安房峠を越えて |
一挙に松本。郊外の蕎麦村 |
2枚盛りのさるそば |
|
|
|
||
タマちゃんのつよいリクエストで美ヶ原に来ましたが、霧でまった視界なし。駐車場から建物がわからないほどでしした。 |
南松本に車をおいて、これから松本の繁華街へ。馬刺しだ〜! |
|
|
|
第5日目 2007年9月24日(月) 走行距離
234km 南松本〜(19号線)〜岡谷I.C.〜(中央高速)〜諏訪I.C.〜(国道20号)〜 前の晩の最後の写真を見てもらえればわかりますが、昨晩はたっぷりと飲みました。朝起きて、自動車で5分の温泉施設に行く予定が、営業しておらず、結局浅間温泉に向かい、そこで「枇杷の湯」という素晴らしい日帰り温泉に入りました。松本城主であった石川家の別荘だったところで、昔は旅館を営業していたそうですが、現在は日帰り温泉に特化しております。今までに訪れた日帰り温泉のなかで一番の品格でしょう。残念ながらちょっとの外出のつもりなので全員カメラはおろか携帯電話ももたず、タオルと歯ブラシのみ持参であったため写真はありません。この後南松本に戻り、ハイツ高橋の大家氏が経営する飯やで昼食後、帰宅の途につきました。 道を間違え仕方なく乗った岡谷I.C.〜諏訪I.C.以外はすべて地道で帰りました。みなさん、オートバイの高速道路の料金をご存知ですか?道路を占有する面積や平均的な自動車の乗車人数等を想像すると「まあ半額」と思うでしょうが、実は「軽自動車」と同じだけ料金がかかるのです。ツーリングしているとたった一人で乗るのにこの料金は結構痛い。国道20号線も相模湖〜八王子は激しく渋滞しています。バイクですからすり抜け可能ですが、自動車であったらチョット耐えられないでしょう。高速道路のすり抜けのほうが圧倒的に早いことは言うまでもありません。バイクから降りる休憩もまったくなく約6時間の行程でした。ということでこの日の写真はありません。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
データ |
|
日 時 総走行距離 ガ ソ リ ン 燃 費 有料・高速代 |
: 2007年9月20日(木)〜9月24日(月) 4泊5日 : 1,428キロメートル : 64.82リットル 9,262円 平均単価142.89円 : 22.03km/l : 3,870円 (大分節約しました) |