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井手山岳会日本支部

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 161回井手山岳会日本支部登山のご報告    
 
期日:84() 
 行き先【南小金沢連嶺/滝子山(1,620m)〜浜立尾根経由】

 

コースタイム:JR中央線「笹子」駅[8:539:11](バス)〜吉久保入口[9:16]〜稲村神社[9:2510:00]
道証地蔵[10:32]〜大鹿川木橋[10:3410:42]〜浜立尾根登り口[11:00]P1[11:3511:50]
浜立山[12:1512:35]〜寂ショウ尾根分岐[12:55]〜滝子山山頂[13:1013:45]
鎮西ヶ池[14:04]〜〜曲沢峠[14:54]〜〜景徳院[15:55]〜(タクシー)〜JR中央線「甲斐大和」駅[16:0716:40]
高砂湯(立川)[18:1919:00]〜しぇもと[19:2020:50]

 

 滝子山は南小金沢連嶺の最南端。その美しい姿は中央線から見るたびに惚れ惚れします。その滝子山に登るメジャーなルートは、@南小金沢連嶺を大谷ヶ丸方面から南下、A笹子から吉久保を経由し平ツ沢経由滝子山の北側に回りこみ前述ルートと合流、B初狩から東稜尾根 の3つですが、我々の知る限り南側からアプローチするややマイナーなルートがさらに2本あります。一つは既に2度行った南陵尾根(寂ショウ尾根)。何故か過去2回とも真夏。(2004年7月第482006年6月第122)。もう一つが今回挑戦した浜立尾根です。

(恵能野川方面からのルートをご存知のかた是非ご教示願います。)

 

【ご参考】〜浜立尾根の登口について

 大鹿林道を道証地蔵まで林道で進む。道証地蔵で林道と別れ登山道へ。すぐ大鹿川の木橋。滝子山登山道従ってのぼる。左側に送電線の鉄塔。このあたりは山の中腹を進んでおり、平ツ沢はかなり左下を流れている。その平ッ沢が右に曲がるあたりで登山道も視界が開け右折。そこでまたぐ尾根がまさに浜立尾根です。入口にテープがあり、入口も明確にわかります。登り道として山頂まで迷うことはないでしょう。

 

715日(土)に企画した夏山トレーニングを兼ねた「浜立尾根」登山は、日ごろの品行方正にも関わらず、台風であっけなく飛び、今回はそのリベンジでした。インド帰りの副隊長は、インド菌?にやられ、来週の夏合宿本番にそなえ、大事をとって休養。タマちゃんとDJ氏3人の山行となしました。スタートのハプニングは下記DJ氏の告白をご覧下さい。

 

【DJ氏執筆】

起きたら6:30。前夜の深酒が崇り、寝坊です。用意してた荷物を慌ててリュックに押し込み家を飛びだす。本当は「三鷹駅」7:18発のJR中央線に間に合うように家を6:30に出る予定でした。最寄駅まで歩きつつ、携帯で「笹子駅」9:11発のバスに間に合う電車を再検索。でも3分違いで乗車出来ませんでした。

初回から印象悪いな〜。 なんてヘコんでると、「高尾駅」手前で隊長からTEL。集合時間に遅れるのでタクシーで登山口まで追いかける旨を伝えました。

「大月駅」停車中に検札に来た車掌さんを呼び止め、笹子到着後すぐに移動できるように車内で清算をしようと財布を開けると。お金が無いです。清算金額は1300円。

本人 「カードで清算は出来ますか?」      車掌   「いや〜、カードは・・・ちょっと。」

本人 「僕はどうしたら良いですか?」             「大月駅」で下ろされる。

 結局「大月駅」までの清算金額は900円だったので、小銭を集めてぎりぎりセーフ でも、15円じゃ再入場も出来ないので信用金庫にダッシュしてATMでお金を下ろす。 さらに遅れる旨を隊長にTEL。笹子駅の無人改札は「切符を入れるポスト」があるだけでした。(清算しようなんて思わなければ良かった。。なんて、ちょっと思った。) 「笹子駅」からはバスもタクシーもないので待ち合わせの登山口までとりあえず走る!んで、結局45分も遅れて到着しました。 すみません。 ちなみに定期入れに1,000円札が入っているのも後で発見しました。

 

  さて、浜立尾根もなかなかのコースです、滝子山のファンならば、一度は経験したいところ。登り口も簡単に見つかりますし、登り道として使う分には途中で迷うようなこともありません。傾斜は結構急なところもあり、どこでも歩けますが万人が通る踏み後が確定していない分歩きにくいともろもあります。いっそ鎖場になっている場所のある寂ショウ尾根のほうがかえって歩きやすいかも知れません。浜立山の山頂からは滝子山のピークが見えます。滝子山〜浜立山〜曲り沢峠〜大谷ヶ丸で囲まれた緩やかな傾斜地は「タケコプター」等かなうものならば是非鳥瞰してみたいところです。

 たっぷり汗をかきながら浜立尾根の登り口から休憩も入れて、2時間強で滝子山の山頂に到着。晴れているものの南北とも隅々まで見渡せるという状況ではありませんでした。山頂で食事を済ませたころに、山では珍しく?素敵お嬢さんお二人が頂上に上がってこられ、写真を撮っていただいたついでに当会とホームページを紹介させていただきました。将来ご連絡・ご参加いただけるもの期待しております。もしそうなれば、DJ氏のハプニングも偉大なる貢献となるわけです。

 下りは、雪道、沢登り等あらゆる機会に通過している曲り沢峠を経由して景徳院へ。今回あらためて時間をチェックしみると、曲り沢峠からちょうど1時間で景徳院へ下山できました。残念ながらバス1時間半なく、田野の福祉センターのお風呂は確か4時まで。40分も歩けば「甲斐大和」駅まで到着できるのですが、一度舗装道路についたあと炎天下歩く気もしません。万が一甲斐大和方面へ出ているタクシーがないかと「勝沼タクシー」に電話したとろ該当するタクシーはなし。「あまりにも近距離で申し訳なけないので結構です。」と電話を切ろうとしたところ「せっかくお電話を戴いたのですからどこでも迎えに行きます。」との答え。「(小さい声で)景徳院です。」と答えたところ、「わかりました。景徳院から甲斐大和駅ですね? 10分少々お待ち下さい。お迎えに参ります。」との答え。「ホホッ、本当にいいんですか?」ということで「勝沼タクシー」さんのご好意にあまえ、待つこと10分少々。冷房の効いたタクシーのなかでビールを飲みながら甲斐大和駅に到着の運びとなりました。「勝沼タクシー」さんありがとう。今度「遠距離」お願いしますからね。

駅についたら電車までは30分待ち。もう我慢できません。ゼンブン・イレブンでJR「立川」駅までの「液体燃料」を購入し、本日は「高砂湯」、「しぇもと」で〆となりました。

 

〜 以下クリックすると大きな写真がご覧になれます 

 

一日数本のバスを効率よくキャッチ。これも長年のノウハウか?

手違いがあり、吉久保の稲村神社で待ちぼうけ・・・。

やって来ましたDJ氏。詳細は彼の手記をご参照

大鹿林道を道証地蔵へ到着

大鹿川にかかる木橋。平ッ沢へはここから入りました

橋から15程度で浜立尾根の登り口に到着

右の視界が急に開けるところです

P1にて。ここまでの登りは結構きつい。

もう一度頑張ると程なく浜立山へ。頂上はちょうどツェルトが一張りはれそう。

証拠写真

寂ショウ尾根との合流地点。左側が寂ショウ尾根からの道。正面が上がってきた浜立尾根の道

タマちゃん、DJ氏到着

まんなかが多分浜立山だと思います。

これが寂ショウ尾根

通常登山ルートでは頂上の奥地から飛び出してきます

小金沢連嶺方面をバックに。道標のうえのカメラの自動シャッターにて

頂上で出会った素敵なお嬢さん方に撮ってもらいました

鎮西ヶ池

「似合いのカップルのようだ。」と言ったらどちらが怒る(?)か?

気持ちのいい、緩やかな傾斜地です

 

平ッ沢を離れて曲り沢峠へ向かう

あらゆる季節に何度も通過した曲り沢峠。アレ?今日は副隊長がいないぞ。

景徳院まえのバス停。勝沼タクシーが近距離にも関わらず迎えに来てくれました。タクシー会社の鏡!

お目当ての「しぇもと」に到着。

高砂湯に入って「地鶏」に行かないなんて・・・。

 

 

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